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「アベンジャーズ」第五章:『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』

見直してみると、当初思っていたほど『アベンジャーズ』の予告編という感じはしないけれど、完全なる”序章”にはなっている。サブタイトルの「ファースト・アベンジャー」もそういう意味だろうし、ラストシーンがそのまんま『アベンジャーズ』にリンクしてるし、恒例(?)のエンドクレジットの後のお楽しみシーンがそのまんま『アベンジャーズ』の予告というのもどうなのかなとは思うものの、これまでずーっとシリーズを見てきた観客が盛り上がるのも確か。ま、それも戦略なんだろうけど。

「アベンジャーズ」第五章:『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』_e0033570_6493946.jpgところで『アベンジャーズ』の構想がなく単独で「キャプテン・アメリカ」の映画化企画が持ち上がったとしたら、果たして第二次大戦を舞台にした物語になったかねえ。
以前作られたキャノン・フィルム版のように、やはり現代に甦ったキャップのお話になりそうだけど、結果として現代のメカ物、バイオテクノロジー物、神話よりのファンタジー物、そしてアナクロ的冒険物を包括した上で『アベンジャーズ』が出来たということは、これは凄いことなんでないかい? 便宜上「シリーズ」という表現を用いてきたけど、実は正式には「シリーズ」物じゃないんだし(『アイアンマン』と『アイアンマン2』は除く)。

【つぶやき】
『ファンタスティック・フォー』でチャラ男のヒューマン・トーチを演じてた彼が高潔なキャップとはねぇ・・・。やっぱ役者って凄いな。
あと、若かりし頃のハワード・スターク、『アイアンマン2』の回想シーンに出てきたのとは随分イメージ違わない?息子を彷彿とさせるのはわかるんだけど。


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by odin2099 | 2013-01-09 06:49 |  映画感想<カ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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