人気ブログランキング | 話題のタグを見る

『天地明察』(2012)

『天地明察』(2012)_e0033570_9334960.jpg冲方丁の小説は何となく題名だけは知っていたのですが、どんな内容なのかは全く知りませんでした。ただ本屋大賞を受賞したりで人気があるんだろうなあ、ぐらいに考えていたのですが、映画化が決まって予告編を見た際に、ああ面白そうだなと思ったものの、そのままにしてしまってました。

物語は江戸時代、将軍家綱の治世に始まります。これまで採用されてきた暦が正確性に欠ける為、囲碁棋士の安井算哲という人物が正しい暦の作成を命じられ、多くの協力者を得、また数々の妨害を受け、失敗を繰り返しながらも遂に新しい暦を作り上げる、というものです。これに算哲を支える妻 えん の献身的な物語が絡んできます。

保科正之とか水戸光圀とか関孝和とか、バックアップしてくれる人物に著名人が並んでいるのですが、肝心の安井算哲って誰なんだろう?と思っていたら、渋川春海のことだったんですね。詳しい業績は知りませんが、名前くらいは知っています。それにしても有力な後援者が次々と現れ結構恵まれた人だよなあと感じるのですが、これは全部事実に即しているんでしょうか。

『天地明察』(2012)_e0033570_9342553.jpg監督は滝田洋二郎、音楽が久石譲、出演者は岡田准一、宮崎あおい、佐藤隆太、市川猿之助(市川亀治郎改め)、笹野高史、岸部一徳、渡辺大、白井晃、横山裕、市川染五郎、中井貴一、松本幸四郎ら。ナレーションを真田広之が務めています。

原作は文庫にして上下2巻本のボリューム。映画化に際してはかなりアレンジしたり端折られたりしているでしょうから、ファンからすれと納得いかないのかも知れませんが、映画としては楽しめました。宮崎あおいが良かったですね。若手女優の中では時代劇で違和感を感じさせない、不思議な存在感が作品中の清涼剤の役目を果しています。

【ひとこと】
物語内の時間経過がわかり辛いのが難ですね。おそらく十数年は経ているのでしょうが、特にメイクや衣装で変化を付けたりしていないので、数年間ぐらいにしか感じられません。
Commented by sakurai at 2013-02-05 14:42
はい、それなりに期待してたもんで、かなりのがっくり感です。
岡田君だったのに・・・。
本、面白いですよ。フルボリュームですが、結構サクサク読めます。
黒い本で、読むとき、汚さないように気使ったわぁ。
Commented by odin2099 at 2013-02-05 22:10
あれ?そんなにガッカリな出来だったのですか?
そうか、それは原作読まないといけないなあ・・・
とかいいつつ、実は文庫本持ってたりする(笑)。
Commented by メビウス at 2013-02-05 22:59
エクスカリバーさんこんばんわ♪TB有難うございました。

相も変わらず原作未読なので、自分も楽しめた部分の方が多かったですね。渋川晴海自体初めて聞く偉人だったというのもありますし、豪胆さがあった光圀公もなかなか面白くてwそれに既読ならそれこそ時間経過の類やその他で色々粗探しが中心になっちゃったかもしれませんしね^^;
そいえば宮崎あおいは良かったですね。個人的にですが、やっぱり彼女は妻役とかを演じさせると凄く合ってる気がします。
Commented by odin2099 at 2013-02-05 23:42
宮崎あおいは癒されました。こういう役ははまりますねえ。
実生活ではそうではなかったようですが(苦笑)。

この作品、色々と予備知識を仕入れた方が楽しめるんでしょうか、それとも知らずに「ファンタジー」だと捉えてる方が良いんでしょうか。
そのうち原作は読んでおこうと思っていますが。
by odin2099 | 2013-02-03 09:37 |  映画感想<タ行> | Trackback(27) | Comments(4)

悪文礼賛


by Excalibur(エクスカリバー)
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31