『特命戦隊ゴーバスターズ<ディレクターズカット版>』(2012)
2013年 02月 12日
終わってみれば1年間、楽しませてもらった『特命戦隊ゴーバスターズ』。
最初のうちはちっとも面白く感じられず、いつまで見てられるかなあと思っていたのだけれども、陣マサトとビート・J・スタッグ、いわゆる追加戦士の二人が登場してから俄然面白くなり、中盤以降は次が待ち遠しくなりました。その陣とJの初登場編(厳密に言うとその前の回でチラっと出てるけど)となった15~16話の<ディレクターズカット版>が登場、未公開シーンを7分以上追加した見応えのある内容になってます。出来れば15話の<DC版>、16話の<DC版>を作るのではなく、15~16話を繋げた一つのエピソードとしてまとめて欲しかったものですが。
しかし『ゴーバスターズ』は作品内容に対する批判の声も結構あるみたいだし、やれ視聴率だ、オモチャの売り上げだ、という外野の声も聞こえてくるのだけれども、<スーパー戦隊>初の「劇場版」の<DC版>も作られたし、こうしてTV本編の<DC版>も作られるくらいだから、人気はそれなりにあったってことでしょうね。
TV本編の別ヴァージョンが作られるのは『侍戦隊シンケンジャー特別幕』に続いて2作目だろうし、今度はVシネマで『帰ってきた特命戦隊ゴーバスターズVS動物戦隊ゴーバスターズ』が作られるのも『シンケンジャー』、『天装戦隊ゴセイジャー』以来。それに『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』でもメイン格で活躍するみたいですしね。
映像特典としてキャストのスペシャル座談会が収録されていますが、これが60分以上のボリュームで抱腹絶倒。役を離れた各人のキャラの違いも楽しめます。
またオーディオコメンタリーは、金田治監督と松本寛也、それに15話は馬場良馬と小宮有紗、16話は鈴木勝大を交えて行われてますが、内容はグダグダでちょっと聴き難いのが残念ですね。実質的にはこれも座談会で、本編の展開とはリンクしてないのもねぇ。