『ネメシス/S.T.X』 (2002)
2013年 02月 13日

長年敵対関係にあったロミュランに政変が起こり、和平を申し出てきた。
艦隊司令部の命を受け、ロミュランへと向かうエンタープライズ。
そこで彼らを出迎えた新たな執政官シンゾンは、実はピカード艦長のクローンだった。
はたしてシンゾンの真の目的は何か?
いきなりライカー副長とディアナとの結婚式で幕を開ける本作は、劇場版『スター・トレック』の10本目(サブタイトルの『S.T.X』は『STAR TREK X』の略だが、これではわからないよね)。
セカンド・シリーズである『新スター・トレック(ネクスト・ジェネレーション)』のメンバーに交替してからも4作目なので、ある程度キャラクターやシチュエーションを押えておかないと、さっぱりわからないんじゃなかろうか。
本来ならきちんと説明(&宣伝)すべきとは思うけど、『スター・トレック』という名前が興行的には何のメリットももたらさないとあっては、「知らないで見に来ちゃいました~」という客層を取り込まないとダメだという判断なのかも。
しかし「恐るべきは自らの暗黒面(ダークサイド)だ。」というコピー、これじゃ『スター・ウォーズ』だよ。
前作の時もあやかり型だったけどさ。
一応現メンバーでの映画はこれが最後ということらしいので、ウーピー・ゴールドバーグがカメオ出演していたり、別シリーズである『スター・トレック/ヴォイジャー』のジェインウェイ艦長が提督に昇進してゲスト出演していたり、と記念作らしいお祭りムードもある。
その一方で○○が…という展開も用意されているが、これもシリーズの幕引きとしての意味を持たせているのだろう。
原案にブレント・スパイナーが参加しているのも。お話の方は、ピカード艦長とそのクローンであるシンゾン、更にデータとそのプロトタイプである<B-4(”before”と掛けてある)>という二組の「己との対峙」がテーマで、これにエンタープライズとロミュラン艦との対決を盛りこんだ娯楽作。
カットとカットの繋ぎが不自然だったり、キャラクターの内面の掘り下げがイマイチだったりと削除シーンの存在を伺わせるが、うーん、ファンには納得の一本なんでしょうかね。
先に書いた通り「一見さん」お断りな部分もあるので、あまり他人にはオススメ出来ませんけど。
それにしてもライカーさん、なんでまだ髭を伸ばしちゃったんでしょうか。
お話の方は、ピカード艦長とそのクローンであるシンゾン、更にデータとそのプロトタイプである<B-4(”before”と掛けてある)>という二組の「己との対峙」がテーマで、これにエンタープライズとロミュラン艦との対決を盛りこんだ娯楽作。




