『ローマ法王の休日』(2011)
2013年 02月 23日
邦題は『ローマの休日』に引っ掛けたものだが、てっきりドタバタ・コメディかと思って見ていたら、まるで予想と違う展開にビックリ。色々なエピソードが並行して描かれるけれど、それが上手く噛み合ってないし、ラストシーンなんて「え、ここで終わり?」と呆然としてしまった。なんだか救いのない終わり方だなあ。いや、当人としては心の平安を取り戻したのかも知れないけれど。コンクラーヴェの最中「自分だけは選ばれませんように」と神に祈り、睡眠薬や精神安定剤に頼り、時間つぶしとはいえ嬉々としてバレーボールに興じる枢機卿たち・・・これは一種のブラックジョークなんでしょうか。枢機卿だって人間だからこれぐらい人間臭くても当たり前かも知れないけれど、聖職者足るもの崇高な存在であって欲しいとも思うし・・・。
近々ホンモノのコンクラーヴェも行われる筈だけど、本当もこんな感じだったらイヤだね。
というワケで、評判とは裏腹に自分にはちょっと合わない映画でした。残念。
【ひとこと】
あのエキセントリックな精神科医、演じてるのは監督本人だったのか。
コメディにしたかったのなら、もっと徹底してコメディでいいと思うし、シリアスならシリアスな作品にできると思うけど、やけに中途半端。
引き込まれず、途中で意識を失ってしまいました。
実際のコンクラーヴェ、楽しみです。
・・・というお話だと思ってたんですけどね。
精神科医の元夫婦というのも、結局は何だったのかよくわかりません。
というか、元々この人が選ばれちゃったのは、一種の「いじめ」なのかと思ってたんですが(自分の指名を回避するために皆で示し合わせてスケープゴートにした)、そういうワケでもないようで。





