人気ブログランキング | 話題のタグを見る

『ローマ法王の休日』(2011)

法王逝去に伴い行われたコンクラーヴェでは、何人かの有力候補者に票は集まるものの、なかなか一人に絞り込まれない。だが何度目かの投票の際にようやく新法王が決まるのだが、それは下馬評にも上らないような人物だった。そして当の本人はあまりのプレッシャーに押しつぶされてしまい、遂にはヴァチカンから逃亡してしまう・・・。

『ローマ法王の休日』(2011)_e0033570_1965462.jpg邦題は『ローマの休日』に引っ掛けたものだが、てっきりドタバタ・コメディかと思って見ていたら、まるで予想と違う展開にビックリ。色々なエピソードが並行して描かれるけれど、それが上手く噛み合ってないし、ラストシーンなんて「え、ここで終わり?」と呆然としてしまった。なんだか救いのない終わり方だなあ。いや、当人としては心の平安を取り戻したのかも知れないけれど。

コンクラーヴェの最中「自分だけは選ばれませんように」と神に祈り、睡眠薬や精神安定剤に頼り、時間つぶしとはいえ嬉々としてバレーボールに興じる枢機卿たち・・・これは一種のブラックジョークなんでしょうか。枢機卿だって人間だからこれぐらい人間臭くても当たり前かも知れないけれど、聖職者足るもの崇高な存在であって欲しいとも思うし・・・。
近々ホンモノのコンクラーヴェも行われる筈だけど、本当もこんな感じだったらイヤだね。

というワケで、評判とは裏腹に自分にはちょっと合わない映画でした。残念。

【ひとこと】
あのエキセントリックな精神科医、演じてるのは監督本人だったのか。
Commented by sakurai at 2013-02-25 12:53
私もこれは、肩透かしを食らった作品でした。
コメディにしたかったのなら、もっと徹底してコメディでいいと思うし、シリアスならシリアスな作品にできると思うけど、やけに中途半端。
引き込まれず、途中で意識を失ってしまいました。
実際のコンクラーヴェ、楽しみです。
Commented by odin2099 at 2013-02-25 22:18
てっきりリフレッシュして新法王として頑張って行く!
・・・というお話だと思ってたんですけどね。
精神科医の元夫婦というのも、結局は何だったのかよくわかりません。

というか、元々この人が選ばれちゃったのは、一種の「いじめ」なのかと思ってたんですが(自分の指名を回避するために皆で示し合わせてスケープゴートにした)、そういうワケでもないようで。
by odin2099 | 2013-02-23 19:12 |  映画感想<ラ行> | Trackback(23) | Comments(2)

悪文礼賛


by Excalibur(エクスカリバー)
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31