『宇宙戦艦ヤマト2199』第4巻
2013年 04月 02日

ただメインクルーで出身地の設定(古代進なら神奈川県出身といった具合)がないのは、森雪と岬百合亜の二人だけなんですよね。これは何を意味するのでしょうか……。
今回のリメイク作品の特徴として、後のシリーズで登場するキャラクターや設定が前倒しで使われていることが挙げられると思いますが、土方や山南、山崎、平田、徳川太助らパート1時点で登場していてもおかしくない人物の配置はなるほどと思わせてくれます。太助がこの時点で船乗りを目指しているというのも、後の展開を考えればありかな、と。
またドメルが辺境で交戦している相手がガトランティス(白色彗星帝国)というのはどうでしょう?ギリギリでしょうか。ガミラスとの因縁を考えればボラー連邦の方がしっくりきますが、この時点では勢力範囲が殆ど重なりませんしねえ。
そんな中で微妙なのが、次元潜航艇を操る<猟犬>ことフラーケン。彼は生粋のガミラスの軍人というよりも、併合されガルマン・ガミラス帝国となった際にガルマン側から抜擢されたキャラクターという印象があるからなのですが、ここは割り切って設定変更したのでしょう。
そういえばバラン星にはアケーリアス遺跡というのがあるようですが、見ている時はてっきり”アクエリアス”だと思っていました。というより、これは狙いでしょうかね。
【ひとりごと】
第14話を見て「永遠のジュラ」編を思い出したのは僕だけ……?
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