『TRAVELERS/次元警察』(2013)
2013年 04月 14日
1週間限定ロードショーということで初日に行って来ました。全国でただ1館、しかも一日一回のみの上映だし、Blu-rayでの上映となっていたので、どうせすぐにソフト化されるんだろうと思っていたのですが、どうしても見たくなってチケットを取りました。
監督・アクション監督が坂本浩一、そして出演者は長澤奈央、木下あゆ美、高山侑子、海老澤健次、山本康平、中村浩二、人見早苗、杉口秀樹、島津健太郎。
この中で二人以上の名前に惹かれるものを感じたならば、これは見るべき作品だと思います。

その結果俳優たちはそれぞれのワールドで似て非なる別世界の自分(全くの別人と呼べるほど様変わりしている場合も)を演じていますので、何役も演じ違った顔を見せることが出来るというオイシイ側面もあります。
坂本監督なだけにアクションは物凄いですが、それに応える長澤・木下のWヒロインが実に魅力的。しかも全編アクション、アクションのオンパレード、というわけではなく、笑えるシーン、セクシーなシーン、そして泣けるシーンがミックスされ、価値観がガラっとひっくり返るどんでん返しなど、ビジュアル面だけではない見応えも十分あります。
CGもふんだんに盛り込まれ、失礼ながら「どうせ低予算だろうし、ストーリーは二の次。女の子がエロカッコ良ければそれだけで良いや」などと考えてきたので、そのクオリティには驚かされました。
女性コンビが主役のバディ物は俗に<ダーティペア>物などと呼ばれたりもするみたいですが、これは正に実写版のそれ。アニメではこの手の作品は沢山ありますが、実写で説得力あるものを作るのは至難の業だと思いますが、この作品は見事に成功させています。
この設定、このシチュエーション、そしてこのコンビ、このままで終わらせるのは実に勿体ない! 是非ともシリーズ化を願ってやみません。
また今回、単館の限定しかもBlu-rayでの上映ということだったのですぐにもソフトがリリースされるのだろうと思っていましたが、嘘か誠か何も決まっていないとのこと。こりゃメイキングを満載にし、監督と主役の二人のオーディオコメンタリー付きでDVD&Blu-ray、出すべきでしょう。
初日は舞台挨拶付きで坂本監督以下、長澤奈央、木下あゆ美、海老澤健次、山本康平、杉口秀樹、島津健太郎、それに主題歌・挿入歌を歌っているRaychellの8人が登壇。てっきり型通りの挨拶だけかと思いきや、30分近くのトークショーになってました。
チームワークも抜群で、撮影の裏話でエロ監督ぶりを暴露された坂本監督、おいしいなあ。
【おまけ】
舞台挨拶終了後、長澤、山本、それに監督の3人がシノビチェンジのポーズを披露するサービスぶり。あと上映終了後、ロビーで出迎えもしていたようですね。気付かなかった……。
田崎竜太監督や長谷部優らも客席にいたらしいのにも気付かなかったけれど、紗綾がいたのはわかりました。


今回はこの2つの映画をご紹介。 今をときめく、福田雄一監督(勇者ヨシヒコ〜)と坂本浩一監督(エロ監督)が撮った作品です。 まず、「HK変態仮面」ですが、これは・・・ ...... more
この次元警察のキャストを見ると特撮好きの人間が見ると
ぜったい見たくなると思います
ホント長澤さんや木下あゆ美さんコンビすごいですよ
そして長澤さんが出ているハリケンジャー新作も楽しみです
「坂本監督×長澤×木下」という組み合わせだけで、内容そっちのけで(?)全てOK!という人もいるでしょうね。
実際出来上がりにはさほど期待していなかったのですが(汗)、予想以上の面白さで嬉しい驚きでした。このまま盛り上がって欲しいと思います。
『ハリケンジャー』10年ぶりの新作も凄いですね。
これで他の戦隊にもスポットが当たると良いなあと思ってます。『デカレンジャー』とか『シンケンジャー』とか。