『おれの舞台』
2013年 04月 20日
プログラム等々から引用すると、お話はこんな感じ。
舞台の顔合わせに集合した俳優たち。だがどうも様子がおかしい。
引退した者、芸能界を追放された者、スカウトされたばかりのド素人、女グセの悪い者・・・何やらイワクつきの人間ばかり。
そして迎える舞台本番。俳優たちは舞台上で、隙あらば脚本を変えていく。
彼らに幸福なものは誰もいない。 誰もが違う人生を生きたいと思っている。
そんなそれぞれの強烈な想いが、舞台のストーリーを変え、そのストーリーが、人間関係を変えていく。
やがて俳優たちは気付き始める。自分たちが、物語を変えたように、人生そのものも変えることが出来るのでないかと。だが既に舞台はメチャクチャである。
はたして彼らは物語をまとめることが出来るのか・・・!

これらのメンバーの、主役、レギュラー、ゲスト問わずに出演作品名を列挙すると、『仮面ライダー龍騎』『仮面ライダー555』『仮面ライダーカブト』『仮面ライダーキバ』『仮面ライダーディケイド』『仮面ライダーW』『仮面ライダーオーズ/OOO』『美少女戦士セーラームーン』『侍戦隊シンケンジャー』『宇宙刑事ギャバン』『ウルトラマンメビウス』『キューティーハニー』『SPACE BATTLESHIP ヤマト』等々と錚々たるリストが出来上がりますねえ。
そして台本が井上敏樹で演出が田﨑竜太と、これまた縁の組み合わせ。
まあそれが目当てだったんですがチケットを取りそびれ、無理かなあと思いながらも当日券狙いでいそいそと出掛けたところ、客席数が300程のこじんまりとした劇場なんですが……かなり良い席取れちゃった……。
ツイッターやブログでキャストや田﨑監督が「当日券あります」を連発していたのはそういうワケだったのね。良い席が取れたのは嬉しいけれど、すっごく複雑な心境でもあります。
で、肝心のお芝居の方なんですが、うーん、うーん、うーん、こちらも微妙。
決して詰まらないワケではないのですが(というよりかなり笑った)、ちょっと、というよりかなりの部分で付いて行けないものも感じました。一部キャストの弾け具合も、ハマってる人もいるんですが場違い感も漂ってますし、最初から最後まで全力投球も良いんですが、もうちょっと肩の力を抜いてメリハリ付けることも必要なんじゃないのかなあと偉そうなこと考えたりして。
それでも公演のDVDも予約してきちゃったりしたので(今日の公演の模様が収録されるそうな。昼公演だけなのか、夜公演も合わせてなのかはわかりませんが)、届いたらもうちょっと冷静になって振り返りたいと思っております。

劇団たいしゅう小説家「おれの舞台」を観て来ました。特撮ヒーローを演じてきた役者さんと平成ライダーシリーズをつくりだした脚本家・演出家で贈るドタバタコメディ。 とはいえ私は、弓削智久さんと井上正大くんくらいしか存じ上げなかったのですが、楽しい舞台でした。いやー、笑った笑った∵ゞ(≧ε≦o) ○あらすじ とある舞台の稽古場に、ちょっと変わった役者たちがあつめられた。ヤク中、役者を引退したラーメン屋、スカウトされたばかりの素人、女癖の悪い者、その元カノで気位だけは高い女優など、一癖も二癖もあ...... more