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『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』(2013)

地球のみならず全宇宙規模で魔法の暴走現象が発生。銀河連邦警察はその原因が仮面ライダーウィザードとビーストにあると判断、宇宙刑事ギャバンを地球へ派遣する。だがギャバンこと十文字撃はウィザードこと操真晴人と戦う内にその判断に疑念を抱く。
その頃イエローバスターこと宇佐見ヨーコは空から落下してきた小型ロボット・サイコロンを発見するが、そのサイコロンはスペースショッカーに狙われていた。

任務に背いた為に宇宙刑事の資格を剥奪された撃は、代わりに任務に就いたシャリバンと激しく争うが、遂に真の黒幕は宇宙犯罪組織マドーであることを突き止める。マドーの魔力がショッカーを復活させていたのだ。
しかし銀河連邦警察は地球ごとマドーとスペースショッカーを殲滅しようと苦渋の決断を下す。タイムリミットはあと僅か、ヒーローたちはこの危機をどう乗り越えるのか?そしてサイコロンに秘められた謎とは――?!
『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』(2013)_e0033570_19332964.jpg

去年ヒットした「スーパーヒーロー大戦」の第2弾で、今度は宇宙刑事も参戦!
まあ前作はかなりグダグダな内容だったので今回は全然期待していなかったのだけれども、おお、前作よりは随分と面白いじゃないの。

『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』(2013)_e0033570_19335716.jpg前作は仮面ライダーディケイドと海賊戦隊ゴーカイジャーをメインにしつつも、現役ヒーローの仮面ライダーフォーゼと特命戦隊ゴーバスターズにもそれなりに出番を与え、そして仮面ライダーとスーパー戦隊は可能な限り全員集合させようとした結果、すべてが中途半端でチグハグなものになってしまっていたけれど、今回はキャラクターをかなり絞りこんだのが功を奏した感じ。

まずメインとなるのが二代目ギャバンの撃とウィザード=晴人、イエローバスターのヨーコ、それにゴーカイシルバーこと伊刈鎧。この鎧が仲介役となることで、個々のヒーローの出会いをスムーズに結び付けることに成功。ホントに便利なキャラだね、鎧って。

それにライダーと戦隊も選抜メンバー。全戦隊は揃わないし、その各戦隊からも代表しか出てこないケースもあって(『秘密戦隊ゴレンジャー』ならアカレンジャーだけ)、絵的にはちょっと寂しいが作劇上はプラス。しかしキョーダインやイナズマンは出す必要があったのかね。また残念ながら(?)せっかくの新戦士キョウリュウゴールドは、TV放映の方が先になっちゃってる。

『仮面ライダーウィザード』からはライダー二人以外にコヨミや凛子、瞬平に輪島さんが、『特命戦隊ゴーバスターズ』は3人プラス黒木司令官と森下・仲村のオペレーターコンビ、『獣電戦隊キョウリュウジャー』からは5人全員、それに『ギャバン』とパートナーのシェリー、シャリバン、初代ギャバンこと一乗寺烈(今回は蒸着ナシ)、それにゴーカイシルバーの鎧が本人の出演。レギュラーセットに他番組のキャラクターがいる景色ってなんだか新鮮で、今回は面影堂に撃と鎧、それにヨーコちゃんがいるのを見ると「ああ、クロスオーバーしてるなあ」と感激する。あ、そうそう、変身シーンはないもののシンケンイエローこと花織ことはが登場し、シェリーとご対面、なんていうシーンも。

また声の出演ではフォーゼとゴーカイレッド、キョウリュウゴールドにイナズマン、スカイダインとグランダイン、宇宙刑事シャイダー、それにビート・J・スタッグにウサダ・レタスらがオリジナルキャスト。あ、シャドームーンと魔王サイコもそうか。声だけでも”本物”だとそのヒーロー自体も”ホンモノ”に見えてくるから、こういうのって大事なことなんだけど蔑ろにされる傾向も強いのが残念。予算とかスケジュールとかその他諸々の”オトナの事情”とやらもわかるんだけどね。

見所は幾つかあるけれど、撃役の石垣佑磨と鎧役の池田純矢の、スタントを使わないアクションシーンは必見。晴人役の白石隼也とキョウリュウレッドこと桐生ダイゴ役の竜星涼の絡みなんかも、二人とも頑張っていてなかなか見応えのあるアクションシーンになっている。

ただクライマックスバトルはいつものパターンになっちゃってるのと、ギャバンが唐突にメタルヒーローキーなるものをゴーカイジャーに渡し、彼らがゴーカイチェンジして姿を見せるジライヤ、ジバン、ドラフトレッダー、ジャンパーソン、ブルービート、ビーファイターカブトは意味不明。こういうのってキャラクターを無駄に消費してるので非常に勿体ない。上手く使えばまだまだ稼げるハズなのに。
それにラストでいきなり「ヒーローは他にもいる」というナレーションと共に姿を見せるキカイダーは一体何なんだ?
Commented by Brian at 2013-04-28 22:07
こんばんは。
初見を待ってました。
今回は見頃ありそうですね。(笑)
最後のキカイダーは自作への布石かな?
そうなると、その次はズバット?
まだまだ「スーパーヒーロー大戦」も続きそうですね。
Commented by odin2099 at 2013-04-28 22:46
キカイダーは本筋には全く絡まず、マスクのアップだけ映ります。
特にデザインはリファインされてないような…?
噂によると秋に単独の映画になるみたいですね、去年は『ギャバン』が公開された枠で。
ズバットはどうかなあ?
ビビューンとかロボット刑事とかの方がありそうな気もするけど、今は何が出てもおかしくないからね。
ロボコン系列のものや、探偵団、不思議少女・魔法少女、なんでもアリだ。
Commented by ふじき78 at 2013-05-23 23:40
こんちは。
ディケイドみたいに性格の悪いのが出てなかった分、見やすくはなったんですが、いかんせん話が世迷言でどうも乗れなかったなあ。
Commented by odin2099 at 2013-05-24 22:40
見たいのはヒーロー同士の共闘であって、つぶし合いではないんだがなあ。
どうして単純に、スペースショッカーやマドー襲撃という未曽有の危機に、仮面ライダーが、スーパー戦隊が、そして宇宙刑事が立ち上がる!
……というストーリーにしてくれないんだろうか。
最初のうちは誤解から対立する、程度なら許せるんだけど。
「マジンガー」の劇場版を見習って欲しい。
by odin2099 | 2013-04-28 19:34 |  映画感想<カ行> | Trackback(10) | Comments(4)

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