劇団四季の創立60周年記念にあたる新作ミュージカルを見てきました。
ディズニーとのコラボは『美女と野獣』『ライオンキング』『アイーダ」に続く4作品目。
元はブロードウェイで上演されていた作品ですが、それを手直ししたヨーロッパ版が日本上演版のベースになっているとのこと。
そういえばブロードウェイ版って期待したほどの成績は収められなかったと聞いたことがあるけれど……?

お話は基本的にディズニーアニメ版と同じですが、所々で色々な変更が施されています。
舞台で表現するわけですから、やはり海の扱いには苦労しているようですね。
海の中はフライング技術によって本当に泳いでいるように見えますが、海の上はやはり勝手が違うのか、王子さまが乗る船が妙に小さかったり、海上(船上)のシーンが陸上に移しかえられたり。一番残念だったのは、クライマックスの一大アクションシークエンスが丸ごとカットされてしまっていること。
あれじゃあエリック王子は全然活躍してないし、アースラもあっけなさすぎ……アニメ版の再現を期待している人には物足りないでしょう。
でも、単純にいえば「面白い」「楽しい」舞台になっていると思います。
それはなんといっても「アラン・メンケンの音楽が素晴らしい!」ということに尽きるのではないかと思います。
今回は新曲がかなりあって、そちらにはまだ馴染めはしなかったのですが、それ以外はもう何度も何度も繰り返して聴いたメロディばかり。
アニメ版とは違うシーンに使われたり、違うキャラクターが歌ったりという場面もありましたが、それでもメロディーの美しさは不変。
四半世紀も前の作品ですが古臭さも皆無です。一応自分なりの評価としては
『美女と野獣』>
『リトルマーメイド』>『ライオンキング』
なのですが、この音楽を堪能する為だけでも、これから二度三度と劇場に足を運んでしまいたいくらいです。

【おまけ】
アリエルの名前を当てようとするシーン、ここでエリック王子は「ジャスミン?エスメラルダ?それともベルかな?」と名前を列挙するのですが、思わず笑ってしまいました。
でも他に反応している人がいなかったのだけれど、みんな気付かなかったのかしらん?
勿論それぞれ『アラジン』『ノートルダムの鐘』そして『美女と野獣』のヒロインの名前なんですが、共通点がもう一つ。
どれもアラン・メンケンが音楽を担当してる作品ばかりなんですな。
元の舞台版の台本にある台詞なのか、それとも日本版独自のお遊びなんでしょうか。