『図書館戦争』(2013)
2013年 05月 01日
公序良俗を乱す表現を取り締まるためには武力の行使も厭わないという、法によりメディアが統制された架空の世界、図書館だけは武装した図書隊を結成し、その検閲・弾圧に屈していなかった。かつて出会った図書隊員に憧れて入隊した笠原郁をヒロインに、鬼教官の堂上や同期の友人、同じ図書隊員の仲間たちとの触れあいの中で彼女の成長を描いて行く、というアクション物。有川浩の小説は題名から気になっていて「いつか読む本リスト」に以前からラインナップされているのだけれど、それが映画になると聞いて見に行って来ました。
ホントは見る前に原作小説読もうか、それともアニメ版のDVD借りてきて見ようかとも考えたんですが、敢えて予備知識はシャットアウト。いや、これがなかなか面白かったです。
この世界は一種のデストピアで、決してこんな世界に住みたくなんかないんですけど、なんだか最近のメディアに対する世論だとか政府の対応を見ると、強ちフィクションとも言えなくなってきてるのではないか、などと恐れてもいるのですが、物語自体は多分にラブコメの要素を含んだ娯楽作品になっています。
特に郁の”憧れの人”が、実は常に反撥している堂上教官その人だということを、当人含めて周囲の人間は知っているのに郁自身は全く気付いていない、というのが良いですね。そのために当人を前にしてかなり恥ずかしい台詞を吐いたり、それで当人が当惑したり、という描写が実に微笑ましく、ついつい笑ってしまいます。その一方で「図書館戦争」の題名に相応しい激しい”戦争”、というか”戦闘”ですが、それを描いたシーンも用意され、アクション映画ファンも十分に満足出来るものになっています。
主演の岡田准一と榮倉奈々の二人は、かつて雑誌企画でファンから最も支持されたキャスティングの組み合わせとのことですが、良い雰囲気になっていました。
原作とはストーリーやキャラクター設定含めて改変部分はかなりあるようですが、原作ファンにはどのように受け止められているのでしょうか。
これがシリーズの一作目ということなので、出来れば映画も二作目、三作目と見たいところです。
最近アニメも、劇場版を含めて全て見たのですが、
キャラクターに関してはアニメより実写の方が
原作のイメージに近い気がしました。
ドンパチも、アニメだと重みがなくて
命懸けという感じが伝わり難いのですが、
実写は、邦画にしては意外にもド迫力でしたね。
でも、アニメも面白いですけどね。
原作は、もう少しラブコメ要素が強い気がしますが、
実写だとこのくらいのバランスがちょうど良いかもしれません。
私も、二作目、三作目を見たいです。
原作者自身も納得されているようなので、これは非常に幸福な映画化作品だったと言っても良いのだろうと思います。
まずは原作小説からチャレンジするつもりです。
原作、まだまだ読めてなーい。いつになることやら…。
人気小説(漫画etc)の映像化というと不満タラタラな作品が多い中、これだけ原作ファンからの支持があるというのは理想的なんですね。
シリーズ化も是非望みたいですね。





