人気ブログランキング | 話題のタグを見る

『スペース・ステーション』(2002)

『スペース・ステーション』(2002)_e0033570_2248921.jpg国際宇宙ステーション建設の様子を描いたドキュメンタリー映画で、”IMAX初の3D宇宙映画”というのが売りになっています。撮影は1998年12月から2001年7月まで行われ、映画の公開は日米ともに2002年の4月。もう10年以上も前の映像ということになりますね。残念ながら映画館で見ることが出来ず仕舞い(新宿にあったIMAXシアターが閉館し、品川まで出掛けるのはちょっと難しかったもので……)だったのですが、一昨年だったかにBlu-rayがリリースされ、先日たまたま中古で見つけたので即購入。で、鑑賞となりました。

本物の映像はさすがに迫力があります。
3D効果が素晴らしかったとの声を幾つも聞きましたので、これはやはりIMAXの大画面で堪能したかったなあと悔やまれます。
Blu-rayソフトの方もかなりの3D効果が得られるとのことですが、残念ながら現在3Dで鑑賞できる環境にありませんので、それは将来のお楽しみとしておきます。

『スペース・ステーション』(2002)_e0033570_22485199.jpg上映時間は47分で、もっともっと見ていたいというのが本音ですが、一方ではこれぐらいが適量なのかなとも思えます。特にIMAXの大画面に浸るには、あまり長すぎるのもどうなのかなと思いますし。
ただ、建設途中のために尻切れトンボ気味で終わるのは残念ですね。
チラシを見ると「2006年に建設完了予定」などと書かれていますが、結局ステーションが完成したのは2011年7月ですから、そこまで待つと取り留めのない散漫なものになっていたかもしれませんし、何より旬を逃していたでしょうから、そこは無いものねだりになってしまいますが。

ところでこの作品、ナレーションをトム・クルーズが担当しているのですが、何故かソフトには日本語字幕がありません。そこで日本語音声に切り替えますと、聞こえてくるのは鈴置洋孝の声。そういえば鈴置洋孝はトム・クルーズのフィックスと目されていましたっけ。
尤もごくごく普通のナレーションになっていますので、特に「トム・クルーズの吹替」として演じてはいなかったのかも知れません。
by odin2099 | 2013-05-21 22:48 |  映画感想<サ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


by Excalibur