『チュウは忠臣蔵のチュウ』 田中啓文
2013年 06月 08日

「斬新な視点で『忠臣蔵』を読み替えたユーモア時代小説」とカバーの解説にあるけれど、パロディというほどではなく、巷間伝えられている逸話の陰に、こんなことがあったかもね、というスタンス。大体○○が死なないとか、死んだ筈の●●が暗躍するとか、コロッコロ発言が変わる××とか、まーマトモには展開していきゃしない。
最初のうちはアハハハハと笑って読んでいたけれど、段々付いて行けなくなってきたりして…
ともあれ、「忠臣蔵」ファンにはちょっとオススメしかねる「忠臣蔵」だ。