「THE CLONE WARS」Begin!
2013年 06月 17日

とりあえずヒロインのアソーカの物語にはある程度決着が付くらしいけれど、お話そのものは『エピソード3』へは繋がらなかったようなので、消化不良な気は否めないね。
ただ製作会社の体制が変わったから、”大人の事情”とやらも反映してるのかも。あ、それ以前に本国での人気、視聴率とかはどうだったんだろう???
以前にも書いたけど、同じアニメでも『クローン大戦』に比べるとCGを使っているせいか、メカニックの描写は違和感が少ない。戦艦や戦闘機、それにドロイドやクローン・トゥルーパー(武装時)などは、そのまんま実写版映画に出てきても大丈夫な感じ。ただ、人間たちはやはりちょっと……。とはいっても、リアルさを追求して役者そっくりだったら、それはそれで気持ち悪かったとは思うけど。
シリーズ完結後の心の飢えを満たしてくれた代用品、ということでは大いに評価したいこのアニメ版だけど、本家本元の復活が決まってしまった今となっては、やはりパチもん感は拭い去れないなあ、残念だけど。
ところで吹替版だとズィロ・ザ・ハットはジャバ・ザ・ハットの伯父なのに、ジャバの子どもを「甥っ子」と呼んでいるのは何故だろう? 甥はジャバの方じゃないの?
またアナキンは「マスター・スカイウォーカー」と呼ばれているが、この「マスター」も良くわからない称号だ。
『エピソード3』では「評議員にはするがマスターの地位は与えない」という台詞が出てくるから、この時点では公式に「ジェダイ・マスター」に昇格している訳ではない。また弟子を持ったジェダイ・ナイトが「マスター」と呼ばれることもあるらしいが、それではアソーカを弟子に取る前から「マスター」なのは変だ。
それ以外に一般人が敬意をこめてジェダイ・ナイト全般を「ジェダイ・マスター」「マスター・ジェダイ」と呼ぶこともあるが(「作家」や「政治家」を「先生」と呼ぶようなものか?)、なんかなあ…。
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