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『真夏の方程式』(2013)

『真夏の方程式』(2013)_e0033570_20462229.jpg『容疑者xの献身』を見終わった後、また映画で<ガリレオ>見たいなあと思っていましたが、5年経ってそれがようやく実現しました。
ただ個人的には第三長編の本作(『真夏の方程式』)ではなく、第二長編である『聖女の救済』を見たかったのですが……。

順番としては小説→TVドラマ→映画として楽しんだ<ガリレオ>シリーズですが、実際は短期間で集中的に「読んで」「見て」だったもので、湯川学というと福山雅治が演じた映像版のイメージが強く、今回の作品もすんなりと入り込めました。

映画公開前にはTVの第2シリーズも放送されていましたので、本当はTVを見てからこの作品をと考えていたのですが、その前に原作小説を完全読破しようと目論んで手間取っているうちに時間切れ。
まあ時系列的にはTV第2シリーズ→本作ではありますが、撮影(製作)の順番は逆で映画が先に撮られていますし、更に原作小説の順番ともまるで違いますから、そちらは後で楽しむこととします。

ともあれ、この作品も前作『容疑者xの献身』に劣らず良く出来ているなと思いました。
ストーリーも原作に沿ったもので、所々で改変部分が多々ありはするのですが、これが決して改悪とはなっていません。

成実と同じ玻璃ヶ浦開発反対派のメンバーや、成実の高校の同級生だった警察官など、周囲を取り巻く人々は出番が少なめもしくは割愛されてしまっていますが、その分成実をはじめとする川畑家の面々、それに恭平の描写に費やされていますのでかえって密度は濃くなっている印象です。
湯川をサポートする草薙や岸谷でさえ、その存在感は薄められています。

また映像化されたことで事件のトリックもわかり易くなっていますし、何よりも海の綺麗さが際立っています。
撮影は昨年の秋から冬にかけて行われたそうですが、タイトルにある”真夏”の海として立派に描かれていました。

【ひとりごと】
ヒロインの成実を好演していた杏。
ですが、その彼女を好サポートしていたのは青木珠菜という子役の子でしょう。
回想シーンで15年前の成実を演じているのですが、その面差しがどことなく杏にソックリ。作品に大きな説得力をもたらしてくれました。
Commented by sakurai at 2013-07-12 15:04
邦画のクオリティを高めてるのは、子役のスキルの高さじゃないかなあ~と思う今日この頃。
おざなりの子を当てるんじゃなくて、物語に全く違和感なく、雰囲気まで似てる子を持ってくるのに感動しました。
映画は、ちょっと駆け足感が強かったかな。
Commented by odin2099 at 2013-07-12 23:20
あれだけの分量だし、恭平クンと成実ちゃんと両方を立てながら進むお話なので、映画がダイジェストになってしまうのは覚悟してました。
でもその切り捨て方、刈り込み方はなかなか良かったんじゃないかなあと思います。
それに単純に映画として前作と比べると、湯川のスタンスが受動態から能動態に変わっていて、差別化が図られてる点もポイント高いかな。
それにしても子役は二人とも好演でしたね。

ちょっと気になったのはエンドロール。
作品と乖離した”主題歌”とかいうものを作って流さなかったのは感心しましたが、あのまんま余韻を楽しめるかと思ったら……お馴染みのテーマ曲。
まあ、あれがないと「ガリレオ」じゃないといえばそうなんですけどねえ……(^^ゞ
by odin2099 | 2013-07-10 20:47 |  映画感想<マ行> | Trackback(33) | Comments(2)

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