『日本人のための世界史入門』 小谷野敦
2013年 07月 16日
「歴史」の勉強って本来はこういう捉え方をするべきなのかもなあ。
大まかな流れを知ってから、細かい部分はあとでゆっくりやれば良い、のかも。
そう、「日本史」だって、世界の中のある特定地域を掘り下げただけなのだから、特別視するもんじゃないのかも知れない。
小学校あたりで「世界史」の基本的な流れを押え、中学、高校で「日本」や「ヨーロッパ」やら地域別に細かく学び、興味がある人は大学で例えば「古代ローマ」とか「中世イギリス」とかやれば、歴史嫌いは減る? あ、でも日本の時代劇や大河ドラマに興味を持つ人も減るかもね。
しかし、ズバズバと切り込むこの人の文章は明瞭ではあるんだけど、しかし「中立」「中立」言ってる割に決めつけが多いのは何とかならないもんかねぇ。