前回名古屋で見たのが一年前。
その時はこんなに早く見る機会が訪れるとは思っていませんでしたが、とうとう東京に帰ってきました!
8/3からお馴染みの電通四季劇場「海」で公演スタート!
――ということで13回目の鑑賞です。

公演そのものが1年ぶりということもあってか、メイン格8人のキャストが大変動。
自分にとってはグリンダとボック以外がお初になりました。
自分にとってだけではなく、今回初めて配役された人も少なくないのではないかと思います。
その分新鮮なのですが、演出が変わったのか、それとも演じる人の解釈、持ち味が反映されているのか、幾分かイメージが変わってしまったキャラクターもいます。
エルファバは、キャリアの差なのかも知れませんが、グリンダやフィエロとのデュエットになると埋没してしまいがちなのですが、ソロでの存在感はなかなかのもの。
ただ、歌い方にはかなり癖がありますね。
これ、許容範囲なんでしょうかね。
ネッサローズは難しい役どころではあるものの、全体的に演技が固い感じ。
マダム・モリブルもあまり二面性を感じさせないお芝居なので、後半での凄身がちょっと…。
ディラモンド教授はちょっと快活な、若い先生になってました。

フィエロは李・北澤、前任者二人の好いとこ取りなキャラクターになってましたが、反対にどっち付かずな感じも。
エルファバの方が前任者たちを感じさせない独自色を打ち出していたのとは対照的。
そして今回一番驚いたのがオズの魔法使い陛下!初めての老け役(?)でしょうか。
苫田グリンダは流石に安定感ありますが、ちょっと貫禄出てきちゃったかなあという気もします。
とまあ、13回目ともなれば一端の通ぶったコメントもしたくなってくるワケですが、なんだかんだで”For Good”が流れると涙腺決壊するんですけどねぇ。
早くも次の鑑賞計画、立ててます。
キャストの入れ替えがある頃が狙い目なんだけどなあ…。
【ぼやき】
生オケじゃなくなったのはやっぱり寂しい。
それになんだかアレンジが軽くなった気がする。。。
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