『スイート・メモリーズ』 幸田さと子
2005年 12月 06日
コロムビアからクラウンへ、レコード会社を移籍しての第1弾ということになるんでしょうか。
で今回は、彼女自身が大ファンだという松田聖子のカヴァーに挑戦!
ということで発売前から注目していたのですが、6月の発売以来売れ行きも好調のようで、なかなか店頭でも見掛けません。
最近になってようやっと入手して聴くことが出来ました。
収録曲は「Rock’n Rouge」、「瞳はダイアモンド」、「ガラスの林檎」、「小麦色のマーメイド」、「ピンクのモーツァルト」、「青い珊瑚礁」、「SWEET MEMORIES」、「赤いスイートピー」、「渚のバルコニー」、「白いパラソル」、「天使のウインク」、「あなたに逢いたくて」、「瑠璃色の地球」の13曲。
原曲に忠実なアレンジあり、クラシック調のアレンジあり、ボサノヴァ調あり、ちょっとジャズっぽかったり、ロックっぽかったりするアレンジあり、と実に多彩で、単に歌モノをインストルメンタルにしました、という安易なカヴァー曲とは一線を画しています。
また、色々なアレンジがあるからといって、原曲のイメージを損なってはいません。
そこが彼女ならではの引き出しの広さを感じさせる部分でしょう。
格別に松田聖子ファンというわけではない僕(どちらかというと、彼女個人としては好きじゃないかも/苦笑)でさえ、改めて良い曲ばかりだなぁと感じたのですから、ファンの方ならばより新たな発見があるやも知れません(ファンじゃないから許容範囲が広いんだ、というツッコミは無用です/爆)。