『獣電戦隊キョウリュウジャー<ディレクターズカット版>/ブレイブプレリュード』
2013年 09月 22日
今回発売されたのは『獣電戦隊キョウリュウジャー』の1~4話、ブレイブ1「でたァーッ! まっかなキング」、ブレイブ2「ガブリンチョ! カミツキがったい」、ブレイブ3「あれるぜ! ざんげきのブレイブ」、ブレイブ4「うちぬけ! ゆうきのガブリボルバー」の再編集版。『キョウリュウジャー』は『仮面ライダーフォーゼ』同様に4話までがパイロット。連続ストーリーになっているのでこれは妥当なところかと。

この4話は全て脚本が三条陸で監督は坂本浩一。坂本監督は<DC版>登板率が高く、優遇されてますなあ。ゲストの木下あゆ美、海老澤健次、島津健太郎は『トラベラーズ/次元警察』からのスライドだし、春田純一や渋谷樹生も坂本組のメンバーと言っても良いのかな。
ランニングタイムは107分。
30分番組4話分というと、単純計算で正味25分×4=100分だから確かに長くはなっているけれど、解説には「21分38秒にも及ぶ圧倒的内容の未公開シーンを追加して」云々とあって…あれ?計算が合わないような。
と思ったけど、監督のコメントによると丸々1話分近く追加(トータルで5話分弱)ということなので、正味がもっと短いのだね。図ったことはないけれど。
1話毎の<DC版>を作るのではなく、一本の長編として<DC版>にしてあるのは嬉しい。
キャラクター描写が増えたのでドラマ部分は圧倒的に面白くなっているものの、アクションパートはやや食傷気味。大体元のエピソードには毎回クライマックスが用意されているのだから、それが4回も出てくれば「またか」という気にもなってしまうし、主題歌も何回流すんだよ~と言いたくなってもくるけれど、これは仕方ないところかな、とは思ふ。
オーディオコメンタリーは桐生ダイゴ役の竜星涼、イアン・ヨークランド役の斉藤秀翼、有働ノブハル役の金城大和、立風館ソウジ役の塩野瑛久、アミィ結月役の今野鮎莉、そして坂本監督の6人の座談会。いつもながら現場の楽しさ、チームワークの良さが伝わってくるし、撮影の裏話やオーディションの際のエピソードなど、比較的まとまりがある内容なのは珍しい?(^^ゞ

タイトルではいつも【感想】と入れてますが、今回は 【宣伝】ですw いや、これは是非買うなり、レンタルショップで借りるなりして見ていただきたいので。 皆さんご存知の通 ...... more