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『獣電戦隊キョウリュウジャー<ディレクターズカット版>/ブレイブプレリュード』

最近は<仮面ライダー>も<スーパー戦隊>も、TV映画問わずディレクターズカット版が発売されるのがお約束みたいになってきましたね。
今回発売されたのは『獣電戦隊キョウリュウジャー』の1~4話、ブレイブ1「でたァーッ! まっかなキング」、ブレイブ2「ガブリンチョ! カミツキがったい」、ブレイブ3「あれるぜ! ざんげきのブレイブ」、ブレイブ4「うちぬけ! ゆうきのガブリボルバー」の再編集版。『キョウリュウジャー』は『仮面ライダーフォーゼ』同様に4話までがパイロット。連続ストーリーになっているのでこれは妥当なところかと。

『獣電戦隊キョウリュウジャー<ディレクターズカット版>/ブレイブプレリュード』_e0033570_231452100.jpgなんせ1話で変身するのはキョウリュウレッドのダイゴだけで、後の4人は正体不明。2話でブルーのノブハルとピンクのアミィ、3話でグリーンのソウジ、そして4話でようやく残るブラックの正体がイアンと判明して晴れて「戦隊」として確立するという展開だからだ。
この4話は全て脚本が三条陸で監督は坂本浩一。坂本監督は<DC版>登板率が高く、優遇されてますなあ。ゲストの木下あゆ美、海老澤健次、島津健太郎は『トラベラーズ/次元警察』からのスライドだし、春田純一や渋谷樹生も坂本組のメンバーと言っても良いのかな。

ランニングタイムは107分。
30分番組4話分というと、単純計算で正味25分×4=100分だから確かに長くはなっているけれど、解説には「21分38秒にも及ぶ圧倒的内容の未公開シーンを追加して」云々とあって…あれ?計算が合わないような。
と思ったけど、監督のコメントによると丸々1話分近く追加(トータルで5話分弱)ということなので、正味がもっと短いのだね。図ったことはないけれど。

1話毎の<DC版>を作るのではなく、一本の長編として<DC版>にしてあるのは嬉しい。
キャラクター描写が増えたのでドラマ部分は圧倒的に面白くなっているものの、アクションパートはやや食傷気味。大体元のエピソードには毎回クライマックスが用意されているのだから、それが4回も出てくれば「またか」という気にもなってしまうし、主題歌も何回流すんだよ~と言いたくなってもくるけれど、これは仕方ないところかな、とは思ふ。

オーディオコメンタリーは桐生ダイゴ役の竜星涼、イアン・ヨークランド役の斉藤秀翼、有働ノブハル役の金城大和、立風館ソウジ役の塩野瑛久、アミィ結月役の今野鮎莉、そして坂本監督の6人の座談会。いつもながら現場の楽しさ、チームワークの良さが伝わってくるし、撮影の裏話やオーディションの際のエピソードなど、比較的まとまりがある内容なのは珍しい?(^^ゞ
Tracked from nationwiseのZ.. at 2013-09-28 19:17
タイトル : 【宣伝】ディレクターズカット版 獣電戦隊キョウリュウジャ..
タイトルではいつも【感想】と入れてますが、今回は 【宣伝】ですw いや、これは是非買うなり、レンタルショップで借りるなりして見ていただきたいので。 皆さんご存知の通 ...... more
by odin2099 | 2013-09-22 09:42 | ビデオ | Trackback(1) | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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