『マーベル・ワンショット』
2013年 10月 09日
『マイティ・ソー』に付いているのは『相談役』という短編作品。
登場するのはコールソンとその同僚シットウェルで、アボミネーションことブロンスキーを釈放しアベンジャーズに加えようとする声を何とか阻止する方法を模索する。その結果選ばれたのがトニー・スタークで…という『インクレディブル・ハルク』ラストのトニーとロス将軍との会談シーンの裏話。
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』のオマケは『ハンマー墜落現場へ向かう途中での出来事』という作品で、ガソリンスタンドに立ち寄ったコールソンが強盗に遭遇するというお話。コールソンのシールドのエージェントらしい超人ぶり(?)が楽しめる。
『アベンジャーズ』附属なのは『アイテム47』。チタウリが残した銃の一丁を手に入れたカップルが銀行強盗を繰り返すが、特命を受けたシットウェルがそれを追い詰めて…という『アベンジャーズ』の後日談。前2作が3~4分程度なのに対し、こちらは10分を越すボリュームで、オチも含めて見応えは十分。
『エージェント・カーター』は『アイイアンマン3』Blu-rayに収録。
キャプテンが消息を絶って一年後のペギー・カーターが主人公。閑職に追いやられたペギーが、独自に秘密組織と対峙するという内容で、こちらは20分近い作品。立派なスパイアクション物になっていて、これはシリーズ化を希望したいところ。
何れの作品もコールソンのクラーク・グレッグや、ペギー役のヘイリー・アトウェル、ハワード・スターク役のドミニク・クーパーらオリジナルキャストが出演し、トニー・スタークやロス将軍らは本編のフッテージを利用して登場するなどただのオマケに終始していないところが素晴らしい。
製作側は色々な可能性をこれらの作品を通して模索しているようだし、ファンにとっても嬉しいサービスで、双方ともに万々歳、カナ?