『宇宙戦艦ヤマト2199』(上) 豊田巧/原作:西崎義展
2013年 11月 09日

また最大の特色は、物語が終始「地球側」「ヤマトサイド」オンリーで展開される点で、ヤマトに乗り込んでくるメルダとのやり取りを除けば、「ガミラス側」の描写は一切ありません。かつて若桜木虔が執筆した集英社コバルト文庫版も敵側の描写が極力排されていましたが、後半に差し掛かるにつれ「地球」と「ガミラス」に接点が増えてくる『2199』のこと、下巻でもそれを貫き通すのかどうか興味深いところです。
2013年 11月 09日
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