『仮面ライダーウィザード ファイナルステージ&番組キャストトークショー』
2014年 02月 18日
第1部『仮面ライダーウィザード ファイナルステージ』、第2部『仮面ライダーウィザード 番組キャストトークショー』の二部構成からなる、昨年の10/5・6に中野サンプラザホールで開催されたイベントのライヴDVD。
第2部は10/5と6の両日分が収録されているが、映像特典扱いのコーナーも含めて昼夜2公演、計4公演分を再構成してる模様。
第1部のファイナルステージは、旅の途中で魔法石に導かれた晴人が別の世界へ誘い込まれるが、そこもまたファントムに支配されていた、というところから始まるTVシリーズの後日談となるオリジナルストーリーで、この世界では瞬平と凛子が仮面ライダーメイジとなっているという設定。後に助っ人としてビースト=仁藤とメイジ=真由もやってくるし、メデューサ、フェニックス、グレムリンの三大幹部も勢揃いしている豪華版。
しかしこういうのって実際に生の舞台を観たら楽しめるのかも知れないけれど、シリアスな部分とギャグの部分が乖離しているし、決め台詞はあっても全体的に『ウィザード』っぽさの感じられないストーリーは退屈した。変身前の演者が誰一人出てこないというのもマイナス。
第2部のトークショーは白石隼也(仮面ライダーウィザード/操真晴人)、奥仲麻琴(コヨミ)、永瀬匡(仮面ライダービースト/仁藤攻介)、戸塚純貴(奈良瞬平)、高山侑子(大門凛子)の5人に、10/5は小倉久寛(輪島繁)とKABA.ちゃん(店長)、10/6は中山絵梨奈(メデューサ/ミサ/稲森真由)、篤海(フェニックス/ユウゴ)、前山剛久(グレムリン/ソラ)がそれぞれゲスト出演。
10/5はなんとなくダラダラトークで終わり、10/6も比較的あっさり進行していくので珍しいなと思っていると、最後にキャスト一人ひとりから白石隼也に対してのメッセージ、それを受けて白石隼也から一人ひとりへのメッセージのコーナーでグダグダに。毎度のことながら、こういうのって皆で号泣するのがお約束みたいになっていて、あまり好かないのだけれどもね、盛り上がるのはわかるけど。でもキャストの一体感が伺えて得した気分にもなる。
10/6は『仮面ライダーウィザード』終了の翌週、つまり新番組『仮面ライダー鎧武』放送開始日ということで、まだまだ熱気が感じられる現場なのであった。