『エージェント:ライアン』(2014)
2014年 02月 23日
『レッド・オクトーバーを追え!』、『パトリオット・ゲーム』、『今そこにある危機』、『トータル・フィアーズ』に続く<ジャック・ライアン>シリーズの第5弾。
前作で一度シリーズをリセットしているが、今回は二度目のリブート。
負傷して軍を退役したライアンがCIAにリクルートされて分析官として働くこととなるが、世界的な規模のテロ計画を察知したことから現場へと放り込まれるところから始まり、誰が味方で誰が敵なのか皆目不明で、常に命の危険にさらされることとなる。
アレック・ボールドウィン、ハリソン・フォード、ベン・アフレックに続く4代目ジャック・ライアンを演じるのは「2代目ジェイムズ・T・カーク」ことクリス・パイン。
そのライアンを導く上司役には「スーパーマンの養父」ケヴィン・コスナー、ライアンのフィアンセであるキャシーにはちょっと意外なキーラ・ナイトレイ、そしてテロの首謀者を演じるとともに監督を務めたのがケネス・ブラナーというなかなか豪華な布陣。
ジャックは現場要員ではない筈なのだが、映画版では常に最前線に身を置くのが常で、今回も暗殺者に襲われたり敵のボスと腹の探り合いをしたりと、ジェームズ・ボンドばりの活躍。
自ら動かないと映画にならないのはわかるが、これでは<ジャック・ライアン>である必要性も乏しいのだが、まあ致し方ないか。
ラストには派手なドッカーン!もあるが、総じて地味めで、しかも上映時間も106分とコンパクト。
トム・クランシー亡き今となっては今後は好き勝手に(?)ジャックを大冒険に送り込むのだろうから、先ずはお手並み拝見といったところ。
他のスパイアクション物との差別化を如何に図るかが今後の課題だ。
一作目から一貫してメイス・ニューフェルドがプロデューサーとして関わっているが、あまりシリーズとしての統一性がない<ジャック・ライアン>物だけにハードルは低い。
今までの作品を敢えておさらいする必要はない。
所詮映画人は、素材として著名なキャラクターが必要なだけなのかな。





