ドリームワークス、買収される
2005年 12月 14日
カッツェンバーグ、ゲフィン、そしてスピルバーグが設立したドリームワークスSKGが、とうとう買収されることが先ごろ正式に発表されてしまいました。
買収相手は、老舗の大手スタジオ、パラマウント・ピクチャーズ。
大手の制約を受けないスタジオ作りを目指したはずのスピルバーグの夢も、10年余りで費えたことになります。
『グラディエーター』、『アメリカン・ビューティー』、『プライベート・ライアン』らアカデミー賞受賞作品や、『シュレック』などのヒット作品を抱えているかと思いきや、実態はなかなか厳しいものだったようですね。
本家サイト「CHAOS ∞」では索引の一項目として「ドリームワークス」を設けているくらいこの会社には関心を持っていたんですが、これからの作品作りはどうなっていくのでしょうか。
とりあえずスピルバーグはプロデューサーとして残るとのことですが。

ロイターより。パラマウント自体はここ最近ろくなヒット映画がないはずなんだけど、親会社のバイアコムは金持ってんなあ。いろんな子会社からちまちまと利益を上げてんだろうか。 でもこれって、ドリームワークスの経営が成り立たなくなって安く売られたということなんだろう。アニメ部門なんて、ピクサーに対して露骨に質より数で勝負してたからね。ライブラリもそんなに多くなくて、唯一の強みはスピルバーグくらいだったし。前にちょっと仕事したことあるけど、映画スタジオというよりも弁護士事務所みたいな会社だったなあ。一方のパ...... more
やっぱり映画っていうのは、作るのに原則お金がすごくかかりますから、映画会社の運営っていうのは経営手腕が問われるのでしょうね。
結局はスピルバーグにおんぶに抱っこ、ということだったのかも知れませんね。
アニメーション部門ではヒット作もありましたけれど、実写映画部門では爆発的大ヒット!
・・・というのはあまり聞きませんでしたから。