『ハイキック・エンジェルス』（2014）

廃校舎を使ってアクション映画を撮影中の女子高生サクラ、アスカ、フユミ、ミク、そしてマキ。そこへ謎の美女が率いる屈強な男たちの集団が乗り込み、校内を閉鎖し外部との通信手段を遮断、校舎内を荒らしまわる。
どうやら連中の目的は、学校のどこかに隠された多額の現金を見つけ出すことらしい。彼女たちは否応なしにこの騒動に巻き込まれる……！

サクラ役の宮原華音は全日本空手チャンピオンの現役ＪＫ、マキ役の青野楓は空手歴14年で黒帯のモデル、アスカ役の川本まゆは極真空手黒帯、ミク役の長島弘奈はバレエ歴16年、フユミ役の伊藤梨沙子は唯一アクションのない役どころだが、本人は新体操やボクシングの経験者らしい。
――という具合に、動ける女の子を集めて思いっきりアクションさせました、という単純明快、気分爽快なわかりやすい映画。ちなみに各人の得意技も違うので、乱戦でも各人の色が出ていて楽しめる。

出演は他に中谷竜、那奈（なあ坊豆腐@那奈）、森下千里、子安慎悟ら。脚本・原案とプロデュースが西冬彦、監督は横山一洋。
ストーリー云々じゃなく、「考えるな、感じるんだ」の一本。

【ひとこと】
川本まゆは新作Ｖシネマ『宇宙刑事シャイダー／NEXT GENERATION』に、シャイダーの相棒の女宇宙刑事タミー役で出演するので要注目！