『超高速!参勤交代』(2014)
2014年 06月 22日
八代将軍・徳川吉宗の治世。
磐城国の小藩・湯長谷の藩主である内藤政醇はようやく江戸勤めを終えて国元へと戻ってきた。そこへ江戸より「五日以内に参勤せよ」との寝耳に水の報せがもたらされる。全ては老中・松平信祝の陰謀だったが、この命に背けば藩のお取り潰しは必定。通常でも八日はかかる道程だが、準備をする時間も、そして藩の蓄えもない。
だが小藩の意地を賭け、奇策を用いて一行は江戸を目指して出立する。しかし行く手には老中配下の忍びの者たちが、参勤交代を阻止しようと待ち構えていた…!
ドタバタなコメディ映画かと思いきや、意外に見応えのあるチャンバラ劇になっていた。
私腹を肥やし主人公をイジメるわかりやすい悪党、全てをお見通しで陰ながら主人公を手助けする(とまでは行かないが、さりげなく便宜を図る)御上、威勢の良いヒロイン等々チャンバラ物の定番的要素が盛り沢山。またクライマックスの、藩士たちVS刺客たちの一大攻防戦は、「映画だなあ」と感心させられるほどのスケール感。
一見頼りなさそうだが、実は手練れ揃いの殿以下藩士の面々や、訳アリの胡散臭い抜け忍の活躍ぶりも思わぬ拾い物だ。
そして佐々木蔵之介、伊原剛志、寺脇康文、上地雄輔、六角精児、市川猿之助、石橋蓮司、陣内孝則、西村雅彦らの適材適所ぶりも良いが、中でも紅一点・深田恭子の可愛さ・美しさが光る。
小藩VS幕府権力という図式は、『十三人の刺客』などにも匹敵する題材。コメディは苦手な人もいるだろうが、チャンバラ映画ファンなら先ず観ておいて損のない一本だ。
【ひとこと】
湯長谷藩側に一人の犠牲者も出ないのが嬉しい。

リフレさんの試写会で観せていただきました。会場は超!満員wwいつも素敵な商品が当たる抽選会があるんだけど、毎度のごとくな〜んも当たりません。お友達同士で当たってらっしゃる方もいるのにね〜。最強の2人やね。羨ましい〜。参勤交代を終え、磐城国に戻った湯長谷藩...... more


幕府の小藩へのイジメ。 江戸へ参勤して帰ってきたばかりの藩主へ江戸家老が追いかけてきて、 金山の報告に虚偽の疑いがあるから、 再び5日以内に参勤せよとの通達が! 参勤せねば御家取り潰しの危機。 どうする?? お金もないから、大名行列に見せかけて 7人で忍びの道案内に頼って山越えをするのだ。 最近流行のトレイルウルトラマラソンみたいな激しさ(;゚д゚)… ...... more

1735年(享保20年)の実在の湯長谷藩(現在の福島県いわき市)を舞台にした物語。参勤交代から戻ったばかりの石高1万5千石の小藩である湯長谷藩に、「5日以内に参勤せよ!」との幕府からの命令が。通常でも、参勤には8日が必要。しかし、逆らえば藩が取り潰されるという状...... more


梅雨ですねぇ。こんな日は、映画館に行くのも悪くないですね。では、本日紹介する作品はこちらになります。 【題名】 超高速!参勤交代 【製作年】 2014年 【製作国】 日... more

予測のつく展開に、予想通りのオチが心地よい。 お喋りをして楽しんじゃうおばさまが現れるほど、リラックスしたお茶の間感が、安心して大爆笑に繋がるのかも☆ どの世代にも笑いを提供できる解りやすさと、「おやくそく」が多くの世代に受け入れられること間違いなし。... more

平成26年6月23日(月)。 映画:「超高速!参勤交代」。 監 督:本木克英 脚 本:土橋章宏 主 題 歌:塩ノ谷早耶香 キャスト: 内藤政醇:佐々木蔵之介・お咲:深田恭子 雲隠段蔵:伊原剛志・荒木源八郎:寺脇康文 秋山平吾:上地雄輔・鈴木吉之丞…... more

通常でも8日かかる参勤交代を5日で行うよう幕府から無理難題を押し付けられた小藩が、奇想天外な作戦の数々でピンチを切り抜けようとする時代劇。第37回城戸賞の入選作を、『鴨川ホルモー』などの本木克英監督が映画化した。資金も人数もない中、藩と領民を守るため奮闘す...... more


作品について http://cinema.pia.co.jp/title/163791/ ↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。 昔、TV『子連れ狼』で、 参勤交代の大名行列のための臨時サムライ(= 渡り徒士(わたりかち) ) というのを見たことがありました。 仰々しい大名行列にも、臨時雇いがいるなんて、 人生の裏街道を見せるような『子連れ狼』ならではのよう...... more

えっさこらさ!磐城魂、見てくんちょ! 通常8日間は掛かる江戸までの道のりをわずか5日で参勤交代せよ!という幕府からの無理難題に挑む、金なし・人手なし・時間なしの小藩を ...... more

このミッション、 インポッシブル(不可能)です! 製作年度 2014年 上映時間 119分 原作:脚本 土橋章宏 監督 本木克英 音楽 周防義和 主題歌 塩ノ谷早耶香『Like a flower』 出演 佐々木蔵之介/深田恭子/伊原剛志/寺脇康文/上地雄輔/知念侑李/柄本時生/六角精児/市川猿...... more

☆☆☆★- (10段階評価で 7) 6月21日(土) OSシネマズ神戸ハーバーランド スクリーン7にて 12:40の回を鑑賞。... more

初めて予告編を観たときから、これは面白そうと公開日を楽しみにしてました。第37回城戸賞の入選作でもある土橋章宏さんの同名作品を『鴨川ホルモー』の本木克英監督が映画化した ...... more

徳川吉宗が将軍の頃の江戸時代を舞台に、突然に参勤交代を命じられてしまった湯長谷藩の 激動の5日間を描いた時代劇エンターテイメントです。 予告編を見て、これは楽しそうだなあと気になっていました。 キャラクターにぴったりの俳優陣と軽妙な展開に、思わず笑ってしまうような作品でした(^^) ... more

□作品オフィシャルサイト 「超高速!参勤交代」 □監督 本木克英□脚本 土橋章宏□キャスト 佐々木蔵之介、深田恭子、伊原剛志、寺脇康文、上地雄輔■鑑賞日 6月22日(日)■劇場 TOHOシネマズ川崎■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)<感想> 一...... more

2014年 日本 享保20年、磐城国の小藩・湯長谷藩の藩士たちは1年にわたる江戸への参勤から故郷へ戻ったばかり お人好しだが民からも藩士からも慕われている藩主・内藤政醇(佐々木蔵之介)は久々の故郷でゆっくり出来ると思っていたところ江戸屋敷から、家老・瀬...... more


監督は本木克英。 出演は佐々木蔵之介、深田恭子、伊原剛志、 西村雅彦、寺脇康文、柄本時生、 六角精児、陣内孝則、市川猿之助等。 東北の小藩・湯長谷の藩主、 内藤政醇(佐々木蔵之介)は、 江戸幕府から、突然、 通常では、8日間かかる参勤交代を 5日間で成し遂...... more


第37回城戸賞を受賞した土橋章宏の脚本を、「すべては君に逢えたから」の本木克英監督、ドラマ「ハンチョウ」シリーズの佐々木蔵之介主演で映画化。 享保20年(1735年)、湯長谷藩(現在の福島県いわき市)藩主・内藤政醇とその家臣達が、一年間の江戸での勤めを終えて帰... more

【出演】 佐々木 蔵之介 深田 恭子 伊原 剛志 西村 雅彦 【ストーリー】 8代将軍・徳川吉宗の治世下、東北の小藩・湯長谷藩は幕府から突然、通常でも8日かかり、さらに莫大な費用を要する参勤交代をわずか5日で行うよう命じられる。それは藩にある金山を狙う老...... more

五つ星評価で【★★★この居心地の良さは異常】 思ったよりコメディー寄りではない。でも、楽しい。 様々な登場人物がただいるだけでアンサンブルになる、 これは極めてホー ...... more

超高速参勤交代、超面白い!もっとガンガン箱数増やして公開されてもいいのに。出演者がみんな結構地味〜なのが原因か?確かに、佐々木蔵之介初主演の映画となれば、彼をトップに置いて彼以上のメジャーどころを配する訳にはいくまい。だが、逆にこの地味な俳優陣が、「全員野球」のような面白さを醸し出していたのも確か。冒頭のまったりとした展開、気恥ずかしくなるような人物描写に「あちゃー」と思わなかった訳ではない。しかし、予感は全く的中せず、ある意味嬉しい誤算。「タイムスクープハンター」にも似た史実への忠誠。参勤交代の仕組...... more


田舎侍の意地と根性を見よ!! * * * * * * * * * * 江戸幕府から無理難題をつきつけられた弱小藩のストーリーです。 第8代将軍吉宗の時代。 福島県磐城、1万5000石の小藩である湯長谷藩。 藩主・内藤政醇(佐々木蔵之介)が ようやく長い江戸詰め...... more

超高速!参勤交代 '14:日本 ◆監督:本木克英「すべては君に逢えたから」「鴨川ホルモー」 ◆主演:佐々木蔵之介、深田恭子、伊原剛志、寺脇康文、上地雄輔、知念侑李、柄本時生、六角精児、四代目市川猿之助、石橋蓮司、陣内孝則、西村雅彦 ◆STORY◆元文元年春、磐城...... more


【概略】 幕府から「5日以内に参勤交代しなければ、藩を取り潰す」という無理難題を吹っ掛けられた貧乏小藩の奮闘を描く。 時代劇 八代将軍・徳川吉宗の時代。1万5千石の小藩・磐城国湯長谷藩に存在するという金山略奪を狙い、江戸幕府が無理難題を吹っ掛ける。「5日以内に参勤交代しなければ、藩を取り潰す!」。 参勤交代を終えて戻ったばかりだというのに、理不尽な命令を受ける磐城国の架空の小藩、湯長谷藩主・内藤政醇。その裏には藩が所有する金山を取り上げようとするあくどい老中の企みがあるのですが、こ...... more

発想が斬新な楽しい、時代劇コメディでした原作は、「のぼうの城」等、秀逸なオリジナル脚本を輩出する城戸賞を2011年受賞作品、なのだそうお人よしだが民に愛されるトラウマ持ちの殿を佐々木蔵之介ってところからして、画期的、ですよね。宿場町で出会う宿屋の女に深田恭子他、なかなか、キャスティング的にも好みで、楽しく見ることができました。予想外のスマッシュヒットとなり、ブルーリボン作品賞を筆頭に、日本アカデミー賞でも、最優秀脚本賞、優秀監督賞、優秀主演男優賞(佐々木蔵之介)に輝いたのも、納得! (解説)佐...... more

ご都合主義もこの際、OK!
楽しめました。
劇場に、完全にお茶の間のおばちゃんがいて、ずっとへらへら笑っていたのには、閉口しました。
出発前に姫様と視線を合わせたりと死亡フラグ立てまくりだったのに。
助けるつもりならば、もうちょっと控えめな演出でもいいのになあ。
でも、ま、いいか。
客層は比較的高かったですが、それほど荒れてはいませんでしたね、こっちは。
