『聖闘士星矢/LEGEND of SANCTUARY』(2014)
2014年 06月 23日
「車田正美熱血画業40周年」を記念してリメイクされた、フルCGアニメの『聖闘士星矢』。原作では比較的初期のエピソード<十二宮編>をベースに90分の新作映画に。
このあたりはまだアニメは見てなかったけど、原作コミックはちゃんと読んだので、キャラクターの配置や設定、ストーリー展開は承知して今回の映画は鑑賞したが、
えーと「星矢」ってこんなお話だったっけかなあ?
星矢ってこんな性格だったっけ?
沙織さんってこんなキャラだっけ?
紫龍って…(以下略)
と「?」マークがかなり並ぶ作品になっておった。
まあリメイクだから変えるのは当然っちゃあ当然だけど(黄金聖闘士の一人が女性になってたり…?!)、なんかここまでアレンジしてまで『星矢』やらなくても良かったんじゃないかなという気持ちにもなる。
あるいはCGアニメじゃなく、いっそ実写映画にしたらどうだったんだろう? そうしたら思いっきり叩けるのに、なんてね。
それでもつまんないワケじゃないので、原作や旧作アニメを良く知らず、CGアニメに抵抗なければ結構楽しめるんじゃないのかな、と思えちゃうだけに始末が悪い。
キャストには色々と不満もあるけどね(旧作キャストを続投させろとは言わない)。
しかし東映アニメも、CGアニメの実験台として『キャプテンハーロック』『聖闘士星矢』の2本を作ったんだから、そろそろオリジナルで勝負したらどうだろか?
純粋なオリジナルとはいえないけど、『ハーロック』と同時期に『ガイキング』のCGアニメ化企画も立ち上がっていたんだから、もう他人の褌で相撲を取る時期は終わっただろう。
日本にCGアニメが根付くかどうか、それが試される……。
【ひとりごと】
YOSHIKIの歌なんかいらないから、「ペガサス幻想」流せよ~!
予告編でさんざ使って期待させたじゃないか。
それに田中秀幸のナレーションも欲しかった、予告同様に。
旧作を始めっから断ち切る気なら、あの予告はないぞ。
東京メトロさん主催の試写会だ。今回の試写会応募は21倍の競争率だったそうだが、客入りは7~8割位だ。客年齢はアニメ映画と言う事で幼児から大人まで幅広い客層だ。... more
気付けば、♪明日の勇者~と口ずさむ最近。
YOSHIKIなのですね。。。
覚悟を決めました(←何の?)。
めっちゃ大好きなお話達、どうアレンジしてあるのか、と楽しみまする~~。
本文にも書きましたけど、ここまでくれば実写化も面白かったかもしれないなあ、なんて。
とりあえず感想お待ちしております。