『宇宙戦艦ヤマト2199/追憶の航海』(2014)
2014年 10月 11日
劇場用新作映画『宇宙戦艦ヤマト2199/星巡る方舟』公開に先駆け、『宇宙戦艦ヤマト2199』全26話を130分で再構成した総集編。今回もイベント上映という形で劇場で限定公開を行い、併せてBD先行販売を実施。
最初の『宇宙戦艦ヤマト』も、スタンダードなのはTVシリーズよりもそれを再編集した劇場版だと思うが、そういった意味でも新たなファン獲得に繋がれば、という期待も高まる。上映時間も旧作パート1とほぼ同じというのも何かの縁か。
本来総集編はアレがないコレもないと不満が募るケースが多いのだが、今回は試写会などの反応を見ても概ね好評だったためにかなりの期待を持っていそいそと劇場に向かったのだったが…。
限定公開の初日ということもあって具体的な記述は避けるが、冒頭から大胆かつ斬新な構成にはただただ感心していた。
…のだが、途中から段々と自分の感覚とのズレが大きくなっていく。アレがないコレもないだけでなく、アレがあってコレがないのも気になりだし、エンディングに至っては……唖然。
流石に『星巡る方舟』の”長い予告編”にはなっていなかったが、これでは一見さんお断り、予備知識なしの人に果たして受け入れられるものになり得ていただろうか。
初心者への入門編ではなく、さりとてファンがシリーズを俯瞰し回顧するためにも難あり。130分が苦痛に感じられる残念な一本となってしまった。


五つ星評価で【★★★★総集編も大作だなあ】 宇宙戦艦ヤマト2199は緻密な脚本によって作られたOVAであり、その膨大な記録を総集編化する事で、何かしら失われてしまうものが ...... more


【ネタバレ注意】 「総集編といっても、とにかく1本の映画。2時間の劇場映画を作る気持ちでやろうと。それを僕らのスタンスにしたんです。」 『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』のパンフレットに収録されたインタビューで、構成の森田繁氏は加戸誉夫(かと たかお)監督とともにこう述べている。 とはいえ、全26話もある『宇宙戦艦ヤマト2199』を、2時間程度で物語るのは不可能だ。...... more

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☆・・・今一度、大画面で見ときたくて、観に行った^^ 前回、入場者プレゼントで貰った「ヤマト・シークレット・ファイル」だが、今回は、そのパート2が貰えた^^ 前の感想で、山本の活躍がなくてモブ扱いだ、と書いたのだが、見直したら、かなりエピソードがあった、...... more

先行劇場公開バージョン全7章≒TVシリーズ全26話を約2時間にまとめた『宇宙戦艦ヤマト2199』総集編バージョンを新宿ピカデリーで。 『るろうに剣心』と同じ入退場時間で劇場は大混雑。向こうは超満員かもしれませんが、こちらは8割程度の入りか。 新作ではないので…... more

圧倒されたというのが本音だけど、これでいいのかな感は強いですね。

おいらも運良く、観れました!
一見さんは無理でしょうね、かといって一見さんが来てくれる方が難しい気も・・・。
福岡でも観客数は少なかったので、元々ファンの方しか観ないのかもしれませんね。
興行的には問題でしょうが・・・(笑)
ヤマトがガミラスの民を守るための波動砲発射は好きですね。
それに、ヒス副総統がシュルツの子供を助けるところとか・・・(合ってますかね?)
おいらは、映像と音楽を楽しむことを再確認させてもらいました。
少なからずとも「ヤマト」を観てきて良かったと感じました。
宮川先生の音楽は、素敵ですね。
今回割を食ったキャラは沢山いると思います。
メイン格では何と言っても島かなあ。
また加藤、山本、篠原、原田、それに岬もかな。なまじっかシリーズでは出番が多かったばっかりに、すごく冷遇されてる感じ。
まあ大筋にはあまり関係しないキャラたちなので仕方ないですが。
それにしても古代守完全抹殺、とは思いませんでした…。
実はシリーズのイベント上映の時から、地方はかなり苦戦していたらしいです。
イベントやってもあまり人が入らないんだそうで。
今回の総集編、色々な意味で納得はしていないんですが、誰がどのように編集しても満足はしないと思います。
だって、そもそも26話を130分でまとめる方が無理な話なんですから(^-^;
でも、せめて「地球か、何もかも皆懐かしい」をエンドロールじゃなく、本編で掬い取ってくれてれば、もっと評価が上がったんですがねえ…。