『家康は関ヶ原で死んでいた/二代目家康が駿府で見た夢と野望』 島右近
2014年 10月 14日
徳川家康=影武者説、家康が死んで別人と入れ替わったとされるタイミングは三回。
一回目は”桶狭間の戦い”の後、二回目は”関ヶ原の合戦”の最中、三回目は”大坂夏の陣”の時。
それぞれのケースを検証して最終的に著者が結論付けたのは、二回目の”関ヶ原の戦い”時。
ってことは、まんま隆慶一郎『影武者徳川家康』じゃん。
確かに冒頭、”本書を『史疑 徳川家康事績』の作者である村岡素一郎と隆慶一郎に捧げる”旨の献辞が掲げられているのだが、もう少し捻ってくれないと単に「隆慶一郎は凄かった」で終わってしまう。いや『影武者徳川家康』、面白いですけどね。
まあ真相とやらは永久に明かされることはないとは思うが、個人的には徳川家康=影武者説、結構面白いと思うし、ロマンを感じるだけじゃなく実際にアリだよな、とも思っている。
なのでなおさら著者なりの新説を披露して欲しかったのだけれども。





