『宇宙刑事 NEXT GENERATION』
2014年 11月 13日
せっかくBlu-rayが2作品揃ったので、試写会以来の連続鑑賞。
別々のお話を一つに繋げたというよりは、一つのお話を二つに分けて膨らませた、のでしょう、多分。
『シャリバン』編単独で観た場合、日向快とセイギの確執、快と伊賀電の関係、銀河連邦内に潜入しているスパイの正体というものには一応の決着がつくものの、やはり背後に存在する大きな陰謀の行方は気になるところ。
『シャイダー』編はそれに比べると独立した作品として楽しめる余地は大きいが、それでも一見すると本筋にあまり関係なさそうな割に出番の多い十文字撃や快が、一体何をやっているのだろうとの疑問が残る。
ということで2作品を続けて観るのが、やはり正しい鑑賞方法というのものだろう。2作品トータルでも2時間強だし、間にインターミッションが入ると考えれば、観るのも楽だ。
そして見終わった後は、オーディオコメンタリーでもう一度。本編との落差のあるバカ話っぷりに、もう一度観直したくなる…?
特典ディスクのメイキングは1時間くらいあるので見応え十分だし、CDはそれぞれの音楽集。
リマスターならぬニューマスターされた両作品のオリジナルBGM(『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』からの流用曲もあり)に、御年89歳の渡辺宙明大先生書下ろしの新曲まで網羅したファンなら必聴の一枚だ。