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『邪悪の家』 アガサ・クリスティー

『邪悪の家』 アガサ・クリスティー_e0033570_20424161.jpgポワロとヘイスティングズは旅先でニックという若い美女と出会う。

彼女はこの三日間で三回も命拾いをしたと語るのだが、ただの事故だと意に介していない。
しかし今またポワロの眼前で彼女は狙われ、二人は彼女を護るべく行動を開始する。
ニックの住むエンド・ハウスという屋敷に出入りする身近な人物が犯人だと考えたポワロは彼女の従姉妹マギーを呼び寄せるよう進言するが、今度はニックと間違われたマギーが殺されてしまう…。


この作品のポワロは自信たっぷりで大言壮語する割に、予想外のことが起って自信喪失、しかし次の手掛かりを得て”灰色の脳細胞”を働かせて…を繰り返してます。終始後手後手に回ってますね。
それだけ真犯人が強敵だということですが、散りばめられた伏線にはなかなか難渋しました。
特に重要なのは「名前」でしょうけれど、これは日本人にはピンとこないんじゃないでしょうかね。


というワケで読後は「やられた!」という驚きよりも、「なんでそういう展開になるの?」という驚きの方が優ってしまいました。
比較的評価は高い作品のようですが、自分としてはあまり感心出来ませんでしたねぇ…。


by odin2099 | 2014-12-02 20:44 | | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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