『いま語るべき宇宙戦艦ヤマト/「宇宙戦艦ヤマト」全航路を徹底研究!』
2014年 12月 12日
パート1は確かに別格として評価されていますが、他の作品の扱いに差はありません。
ファンからは一段低く見られる傾向のある『ヤマト2』や『永遠に』『ヤマトIII』『完結編』あたりも公平に評価されています。
特に実写版への高評価はやや意外で、その反面『復活篇』や『2199』は若干辛口気味だったりしますが、無視されがちな『2520』も積極的に捉えているなどシリーズ全体を多角的に見ているなあと感心させられます。
そして作品の解釈はなかなか斬新で、着眼点など唸らされる部分も多々。
幾つか間違いがあるのが惜しいところですが、トータルで「宇宙戦艦ヤマト」が好きという方ならば一読すべきかと思います。