『ベイマックス』(2014)
2015年 01月 06日
ディズニー傘下となって以降のマーベル・スタジオ製作作品はウォルト・ディズニー・プレゼンツだが、これはマーベル・コミック作品をディズニーがアニメ化したという、いわば初のマーベルとディズニーのコラボ作品。といってもラストの超大物(爆)がカメオ出演する以外マーベル色は希薄でちょっと残念。最初にマーベルのあのパタパタパタ…っていうロゴが出るかと思ったのに…。
主人公のヒロは飛び級で高校を卒業した14歳の天才少年。両親を亡くしてから兄のタダシと叔母のキャシーと暮らしている。ある日タダシに彼が通う工科大学へ連れて行かれ、様々な実験を見せられたヒロは俄然やる気になるものの、突然の爆発事故が起こってタダシは還らぬ人となってしまう。失意のヒロを慰めたのはタダシが開発したケア・ロボットのベイマックスと、タダシの友人たち(ゴー・ゴー、ワサビ、ハニー・レモン、フレッド)だった。そんな時、爆発と共に消し飛んだはずの自分の発明品「マイクロボット」がとある廃工場で大量に生産されていることを知り、更にマスクをした謎の男に追われたことから兄の死に疑問を抱く。ヒロはベイマックスをバージョンアップし、仲間たちと共に真相を突き止めようと立ち上がるのだが…。
原題は”Big Hero 6”で元になっているコミックのタイトルも同じだが、キャラクターや設定は殆ど別物なのだという。日本ではタダシの残したロボット「ベイマックス」をイコンにしてタイトルにも冠し、ハートウォーミングピクチャー色を前面に押し出して宣伝展開していたが、その実態は少年が活躍するヒーロー・アクション物。程好いギャグとお涙頂戴系の要素を適度に塗し、ハラハラドキドキワクワクのアドベンチャー映画の快作に仕上がっている。日米がブレンドされたサンフランソウキョウの街並みもGood! 意外にあっさりで、もうちょっとメンバー間の交流とか、ヴィランの内面描写とかあっても良いかなとは思ったものの、子供を飽きさせないギリギリのラインかな、とも思う。
ラストシーンは続編を念頭に置いたものだろうから是非シリーズ化を!
まあ同じディズニー印でもアイアンマンやキャップ、ハルクやソーらとの共演は無理だろうけど……いや待てよ、『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』なら可能性あるか?
【ひとりごと】
メンバー内に女性が2人、ということでゴー・ゴー派とハニー・レモン派に分かれるみたいだけど、自分は断然キャス叔母さん推し!
【さらに…】
やっぱりタレント吹替、やめようよ、もう……。

サンフランシスコと東京を融合した架空の近未来都市を舞台に最愛の兄を失った孤独な主人公の少年と兄が遺したケアロボットが巨悪に立ち向かって行く姿を描いたディズニーが贈るア ...... more


私はベイマックス。あなたの心とカラダを守ります。 兄タダシから受け継いだ弟ヒロに注がれるベイマックスの愛に涙が止まりませんでした。 短足でおデブで表情がなくて決まったこ ...... more

【声の出演】 本城雄太郎(ヒロ) 川島得愛 (ベイマックス) 菅野美穂 (キャス) 小泉孝太郎(タダシ) 【ストーリー】 西洋と東洋の文化がマッチし、最先端技術分野の先駆者たちが数多く住んでいるサンフランソウキョウ。そこに暮らしている14歳の天才児...... more

【ネタバレ注意】 年末に配られた冊子に、面白い一覧が載っていた。 読売新聞の購読者に配られる読売家庭版2015年1月号のディズニー映画特集だ。「時代を超えて愛され続けるディズニー長編アニメーション」と題して、長編映画第1作目の『白雪姫』から最新の54作目『ベイマックス』までがズラリと掲載されているように見えた。 だが、記事本文には「『ベイマックス』まで入れて54作品。心...... more


□作品オフィシャルサイト 「ベイマックス」□監督 ドン・ホール、クリス・ウィリアムズ□脚本 ロバート・L・ベアード、ダニエル・ガーソン、ジョーダン・ロバーツ□キャスト(声の出演) 川島得愛、小泉孝太郎、菅野美穂、本城雄太郎、金田明夫 ■鑑賞日 12月23...... more

【BIG HERO 6】 2014/12/20公開 アメリカ 108分監督:ドン・ホール、クリス・ウィリアムズ声の出演(日本語吹替版):川島得愛、本城雄太郎、菅野美穂、小泉孝太郎 “優しさ”で世界を救えるか? 「あなたの心とカラダを守ります。」彼の名はベイマッ...... more


マーベルコミックスのヒット作「BIG HERO 6」を基に、ディズニーが放つアドベンチャー。架空の都市サンフランソウキョウを舞台に、並外れた頭脳を持つ少年ヒロが、生前に兄が開発したロボットのベイマックスと一緒に死の真相を暴こうとする。メガホンを取るのは、『くまの...... more


映画 『ベイマックス(2D・日本語吹替版)』 (公式)を昨日に劇場鑑賞。採点は ★★★★ ☆ (5点満点で4点)。100点満点なら80点にします。 ざっくりストーリー 3歳で両親を亡くした14歳の天才発明少年ヒロは、唯一の理解者で最愛の存在の兄タダシを突然の事故で失い、失意のどん底で深く心を閉ざしてしまう。そんなある時、ヒロの前...... more

ロボットを兵器にしないでね 公式サイト http://www.disney.co.jp/movie/baymax サンフランソウキョウに住む14歳の天才少年ヒロは、幼い頃に両親を亡くし、母親が代わりの... more

愛で、すべてを救う。 むちゃくちゃ面白い! 東京とサンフランシスコを合体させた架空の街、サンフランソウキョウを舞台に、オタク少年のヒロと亡き兄の残したロボット、ベイマックスと仲間たちが冒険を繰り広げるSFファンタジー。 監督は共にストーリー畑出身で、2011年版「くまのプーさん」で監督デビューしたドン・ホールと、「ボルト」のクリス・ウィリアムズ。 原作はマーベルコミックの「Big...... more

孤独な少年と心優しいロボットの絆や冒険を描いたディズニーの 長編アニメーション。 最先端の技術が集う都市サンフランソウキョウに暮らす14歳の 天才少年ヒロは、自ら開発したロボットを使い、アンダーグラ ウンドのロボット格闘技に夢中になっていた。 ヒロの良き理解...... more

西洋と東洋の文化がマッチし、最先端技術分野の先駆者たちが数多く住んでいるサンフランソウキョウ。 幼くして両親を亡くし、兄のタダシとともに叔母キャスのもとで育った14歳の天才少年ヒロは、謎の爆発事故でタダシが命を落として以来、すっかり心を閉ざしてしまった。 悲しみに沈むヒロの前に、タダシが開発したケア・ロボット“ベイマックス”が現れる。 人々の心と身体を癒す使命のベイマックスの優しさ...... more

『ベイマックス』(2D日本語吹替版)をTOHOシネマズ渋谷で見ました。 (1)ディズニーのアニメながら、評判がいいので映画館に行ってきました。 平日の昼間でしたが冬休み中ということで、映画館は子供たちで満席状態でした。 本作(注1)の初めでは、都市の上空か...... more

映画「ベイマックス」(原題:Big Hero 6)を、子どもと一緒に観てきました。誰もが経験する可能性のある、悲しく辛い出来事への対処方法が、ケアロボット「ベイマックス」と映画全体を通して描かれている... more

1年で2作も大ヒット映画(アニメ)を生み出すディズニーって、一体どうしちゃったの?「アナ雪」に続いて、公開前から大ヒットが確実視されていただけに、ヒネクレ者のSunHeroはトレーラー(予告編)を見ても、騙されたと馬鹿を見るだけだろうと高を括っていた。むしろ、デ…... more



五つ星評価で【★★★★安定】 観た人は分かってるだろう。 観てない人はまあ早く観に行ってください。 つまり、話題になってる宣伝。 間違ってはいないが、あれが全てではない ...... more

日本人ヒーローチームの活躍を描いたマーベルコミックのアメコミ作品「ビッグ・ヒーロー・シックス」を、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオズが長編CGアニメ映画化。 ちなみに、ドラゴンに変形しちゃうバリバリ戦闘ロボなベイマックスをはじめ、原作とは... more

BIG HERO 6 2014年 アメリカ 102分 アドベンチャー/コメディ/ファミリー 劇場公開(2014/12/20) 監督: ドン・ホール クリス・ウィリアムズ 製作総指揮: ジョン・ラセター 声の出演: スコット・アツィット:ベイマックス ライアン・ポッター:ヒロ T・J...... more

【概略】 幼い頃に両親を亡くし、謎の大爆発で兄を失ってしまった少年・ヒロの前に突然、ロボットの“ベイマックス”が現れる。 アニメ かけがえのない大切な人を失った時、ぽっかりと胸にあいた穴はどう治せばよいのだろうか…最愛の兄タダシを失い心に深い傷を負った14歳のヒロの前に現れたのは、何があっても彼を守ろうとする一途な“ケア・ロボット"ベイマックスだった…。架空都市サンフランソウキョウを舞台に、壮大なスケールで描かれるふたりの絆の物語。 最初はベイマックスがミシュランに見えて...... more

アメリカのコミック会社マーベルから刊行されている コミックを原作としたディズニーのアニメ作品 『ベイマックス』が公開、『アナと雪の女王』に 続くディズニーアニメのヒット作となり、ロングラン を果たしていました。 しかし3月にもなるとさすがに終わりに近づき字幕…... more

シンプルに、とても面白かったです。楽しめました。笑いあり、涙あり、友情あり、なのが素敵。なるほど、第87回アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞も納得です。随所にユーモア満載の活劇で、ベイマックスの愛らしさもグッド。舞台となった、サンフランソウキョウの、ジャパニーズ・ティストも、造形が味わい深かったです。大いにアニメ映画的・御馳走気分になったのでした。 (解説)孤独な少年と心優しいロボットの絆や冒険を描き、第87回アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞したディズニーアニメ。最先端の技術が集う都...... more

『ベイマックス』Big Hero 62014年/アメリカ/102分監督:ドン・ホール/クリス・ウィリアムズ声の出演:ライアン・ポッター/スコット・アツィット/ダニエル・ヘニー/ジェームズ・ ...... more

監督:ドン・ホール、クリス・ウィリアムズ 出演:スコット・アツィット、ライアン・ポッター、T・J・ミラー、ジェイミー・チャン、デイモン・ウェイアンズ・Jr、ジェネシス・ロドリゲス、ダニエル・ヘニー、マーヤ・ルドルフ、ジェームズ・クロムウェル、アラン・テュデ...... more

監督 ドン・ホール/クリス・ウィリアムズ 主演 スコット・アツィット(声) 2014年 アメリカ映画 102分 アニメ 採点★★★ ブログタイトルの脇に「“泣ける”イコール“いい映画”なの?」なんてのを掲げちゃってるせいか、泣ける映画を全否定してると思われがち…... more
生きてる人に当てるわけじゃないので。
マーベルだったとは露知らず。
予告の作り方を日本の配給会社はもうちょっと考えたほうがいいんじゃないかと思いました。
ま、話に満足したからいっか。
オーバーな演技が許されるという面もあるのかも知れません。
でも如何に「演技派」と呼ばれる菅野美穂でも、本職には敵わないんだなあと思いました(^^;
宣伝の仕方については色々言われますね。
作戦勝ちといえばその通りなんでしょうが。
原作がマーベルなのは表に出てませんが、これは集客には特にプラスにならないからかな。
自分は先に「マーベルのコミックをディズニーが映画化する!」という第一報で注目したクチなので、映画ファンの方が案外ご存じないことが意外でした。

字幕版、というより『ベイマックス』じゃない『ビッグヒーロー6』が観たい!
エンディングが日本用に改悪されてないオリジナルのヴァージョンを。
となるとソフト待ちしかないなあ…。