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『オズ/めざせ!エメラルドの国へ』(2014)

『オズ/めざせ!エメラルドの国へ』(2014)_e0033570_22313229.jpg悪い魔女を倒し、無事にカンザスへ戻ったドロシー。しかしオズの国に新たな危険が迫っていた。悪い魔女の弟の道化師ジェスターが魔法の力でオズを支配しようとしていたのだ。
かかし、ライオン、ブリキ男によって再び呼び戻されたドロシー。しかし3人と良い魔女グリンダさえもジェスターに囚われてしまう。
ドロシーはエメラルドの都へ向かう途中で知り合ったおしゃべりで食いしん坊のフクロウ、ワイザーや、お菓子の街キャンディのマロー保安官、陶器の国の王女様、森の古い樹タグらと共に、オズを守るためにジェスターに立ち向かう。


去年の春ごろだったかCDショップの店頭で輸入盤サントラを見かけた際に、「へー、こんなアニメ作ったんだ。でも日本じゃせいぜいDVDスルーだろうなあ」と思ったのだけれども、まさかまさかの劇場公開!ということで観に行ってきた。


お話は『オズの魔法使い』の後日談で、シリーズのどれかをベースにしたのか、それともオリジナルストーリーなのかなと思いきや、ロジャー・S・ボームの『ドロシー・オブ・オズ』という原作があるらしい。
で、この人、なんとライマン・F・ボームの曽孫にあたるんだそうで、そういう縁での起用なのかあ…。まあ、取り立ててどうこう言うほどの面白さはないな。


吹替版で鑑賞したが、原語だとキャストがえらい豪華。リア・ミシェル、ダン・エイクロイド、ジェームズ・ベルーシ、ケルシー・グラマー、ヒュー・ダンシー、オリヴァー・プラット、パトリック・スチュワート、マーティン・ショート……吹替版でもチョーさん、頑張ってるんですがねえ
しかしミュージカル仕立てのアニメ作品で、歌の部分が言語そのまま(字幕スーパー付)なのは、最近では逆に珍しくなっちゃったかな。


by odin2099 | 2015-01-15 22:33 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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