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『ジャッジ/裁かれる判事』(2014)

殺人罪に問われた判事の父親の無罪を、長年疎遠だった弁護士の息子が証明できるのか、というロバート・ダウニーJr.主演の法廷モノ。父親役はロバート・デュバル。


『ジャッジ/裁かれる判事』(2014)_e0033570_20135807.jpgやり手弁護士のハンクは厳格な父とそりが合わず、若い頃に家を飛び出したまま。母親の葬儀のために久々に故郷へと帰ってくるが、父子の溝は埋まらない。そんな時、父のジョセフが殺人事件の容疑者として逮捕されてしまう。ただの事故だと主張するジョセフだったが、次々と疑わしい証拠があがり、ハンクは父を弁護することに。だが弁護の方針を巡って二人は激しい対立を繰り返すばかりだった。果たしてジョセフは本当に殺人を犯したのか?――というサスペンス物だが、物語の主眼は父子の確執を描くことにある。


息子に辛く当たる父、反抗心から問題を起こす息子、互いに頑固で不器用な二人が時には建前で、時には本音でぶつかり合う。そしてそれが今回の事件の遠因ともなっている、過去にジョセフが担当した裁判が大きく影響していたという組み立てはなかなか秀逸。
裁判は「容疑者と弁護人」対「検察側」だけでなく、「父」対「息子」の二重構造でもあるのだが、検事を演じたビリー・ボブ・ソーントンの味わいのある演技と相まって、法廷サスペンスとしても見応えは十分だった。安易なハッピーエンドに逃げていない締め方も良い。


ただこういう裁判モノは丁々発止のやり取りが見物だけに、字幕だけだと限界がある。ソフト化の際には是非とも日本語吹替を搭載して頂きたい。そして細部に至るまでじっくりと愉しみたいものだ。


【ひとこと】
そういえばハンクの離婚問題の方はどうなったのだろう?決着がついたのか、まだ係争中なのか、それとも元の鞘に納まったのだろうか。


by odin2099 | 2015-01-18 20:14 |  映画感想<サ行> | Trackback(9) | Comments(0)

悪文礼賛


by Excalibur(エクスカリバー)
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