舞台『真田十勇士』(再演)
2015年 01月 25日
一昨年上演されたものの再演が決定。気になったので観に行ってきました。
会場は前回同様、赤坂ACTシアター。出演は上川隆也(真田幸村)、柳下大(猿飛佐助)、黒川芽以(ハナ/花風)、葛山信吾(霧隠才蔵)、山口馬木也(服部半蔵)、松田賢二(由利鎌之助)、渡部秀(真田大助)、相馬圭祐(豊臣秀頼)、小須田康人(大野修理治長)、粟根まこと(根津甚八)、鈴木健介(望月六郎)、吉田メタル(三好清海入道)、俊藤光利(大野治房)、佐藤銀平(三好伊佐入道)、玉置玲央(穴山小介)、三津谷亮(筧十蔵)、賀来千香子(淀の方)、里見浩太朗(徳川家康)ら。
脚本は中島かずき、演出は宮田慶子。
初演版からはハナ、望月六郎、三好清海が交代になりました。メタルさんが加わった分、ヒーロー番組出身者(経験者)が更に増えましたね。
前回は2階席の真ん中、今回は1階席の端。ということで傾斜を付けた独特の舞台装置など、前回では味わえなかった演出の妙を愉しみました。
しかし上川隆也は格好良いし、里見浩太朗は渋くて良いのですが、お話の方はさほど惹かれるものが感じられなかったのは再演版でも同じですね。
殺陣のシーンも上手い下手がハッキリ出てしまうというか、これは本人だけじゃなく相手役も含めた振付の所為もあるのでしょうが、なんだか白けてしまう場面も。もし再々演があるならば、今度はキャストを一新した版を観てみたいものです。
【ひとりごと】
里見さん、なんか科白とちったりしてたのが気になったなあ。
あと「妖怪の仕業だ」なんていう台詞が出て来たけど、こういう流行りものを取り入れて客席のウケを狙う姿勢、個人的には好きじゃない。