『ドラフト・デイ』(2014)
2015年 02月 02日
アメリカンフットボールには興味がないし、NFLに関しての知識は何もないのだけれども、この映画は面白かった。映画が始まる前にNFLドラフトの基本ルールを日本の映画ファン向けに簡単に紹介してくれるのだが、これのおかげで何とか最後までお話に付いて行けたことも大きい。
ドラフト会議の当日、過去2シーズン不本意な成績に終わったゼネラル・マネージャー(GM)のサリーは、誰を指名すべきかで大いに迷っていた。今年こそは自分の理想のチーム作りをしたいと願いつつも、ライバルチームのGMからは足元を見られたトレード話を持ち込まれ、オーナーからは横やりが入れられ、監督とはチームの方針を巡って対立。おまけに有力選手からは自ら売り込みの電話が掛ってくるわ、大物ルーキー獲得の噂に怪我からの復帰を目指す同ポジションの主力選手はブチ切れてトレード志願…。刻一刻とその時は迫るが、果たしてサリーは誰を選ぶのだろうか――?
ライバルチームとの駆け引きによってかなりの窮地に追い込まれたサリー。しかも自軍のオーナーも監督もスタッフもファンさえも敵対関係にあるという四面楚歌の状況からの一発逆転劇!
これはあたかも法廷サスペンス物を観ているかのような、ハラハラドキドキの後の爽快感が味わえる。スポーツを題材にしたドラマには、まだまだ色々な切り口があるという発見。こんな面白い世界があったんだなあ。
【ひとこと】
こういう相手との丁々発止のやり取りが肝となる映画は、是非とも吹替版を作って貰いたいもの。DVD&Blu-ray発売の暁には津嘉山正種で宜しく。
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