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『ムーミン パペット・アニメーション/ムーミン谷の夏まつり』(2008)

『ムーミン パペット・アニメーション/ムーミン谷の夏まつり』(2008)_e0033570_23410377.jpgパペット版の『ムーミン』を、『ムーミン谷の彗星』に先駆けて再編集して長編化した第一弾で、日本では翌2009年に小泉今日子のナレーションに野島健児のムーミン、稲葉実のムーミンパパ、高島雅羅のムーミンママ、永田亮子のスノークのおじょうさん、水田わさびのミイ、白熊寛嗣のスナフキンといった吹替キャストで劇場公開されました。

ある夏の日、火山が突然噴火してムーミン谷は大洪水。
ムーミン一家の暮らす家も水に浸かってしまいます。
一家は流されてきた家へと移り住みますが、実はそこは家ではなくて劇場でした。
ムーミンたちはそこでお芝居を演じることにしました。
ところがムーミンとスノークのおじょうさんがはぐれてしまい、ミイも迷子になってしまいます。
はたしてムーミンたちは無事にみんなと再会することが出来るでしょうか。

一応は連続したエピソードをまとめているのですが、お話が行き当たりばったりです。
多分観ている途中で5分くらい席を外したとすると、もう前後の繋がりがわからなくなると思います。
それに終わり方も、これで良かったのかなあと釈然としないものでしたね。
また、どんなときでも前向き、楽天的なムーミンたちの生き方は時に癒しとなりますが、そのあまりに超然としていて理詰めじゃない行動は、逆にイライラさせられることもあります。
自分が純粋ではないと嘆きつつ、ちっとも楽しめない一篇となってしまいました。

【ひとりごと】
日本語版で男声のムーミンはこれが最初?
Tracked from 或る日の出来事 at 2018-01-14 19:22
タイトル : 「劇場版 ムーミン パペット・アニメーション ~ムーミン..
見た理由は…小泉今日子さんが語り手だからだー!... more
by odin2099 | 2015-02-20 06:50 |  映画感想<マ行> | Trackback(1) | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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