『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I/青い瞳のキャスバル』(2015)
2015年 03月 02日
宇宙世紀0068、サイド3のムンゾ自治共和国。地球連邦政府からの独立を宣言しようとした矢先、ジオン・ズム・ダイクンは突如倒れ帰らぬ人となる。
側近のジンバ・ラルはザビ家の陰謀だと公言し、ダイクンの遺児キャスバルとアルティシア兄妹の身柄を確保。
一方のザビ家は民衆を扇動して連邦政府による暗殺だと喧伝し、サイド3の実権を掌握せんとし、ダイクンの後継争いは混沌とする…。
テレビと劇場で人気を博したアニメーション作品『機動戦士ガンダム』を、同作でアニメーション・ディレクターを務めた安彦良和がコミカライズした『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』。
今度はそれを元にしたアニメーション・シリーズの第一弾(ややこしい)を、ソフト発売に先駆けたイベント上映で鑑賞。
監督は今西隆志で、総監督は安彦良和自身。
原作漫画となる『THE ORIGIN』はアニメ版をトレースして始まった序盤しか読んでいないが、今回アニメ化されるのは中盤以降に挿入されたオリジナルエピソード「過去篇」。今まで設定だけ存在していたり、過去の事件として語られるだけだったジオン・ダイクンの謎の死、ザビ家の台頭、ラル家との確執、キャスバルとアルティシア兄妹の地球への亡命等々が初めて「物語」として映像化されるというのがアピールポイントである。
どれくらい原作漫画に忠実に構成されているのかはわからないが、1時間という上映時間ながらしっかりと見応えあるドラマが繰り広げられている。
『機動戦士ガンダム』本編より凡そ10年前ということで、お馴染みのキャラクターも若返って、或は幼い姿で登場。
なかには本編とはかなりイメージの異なるキャラもいるが、彼らがこれからどのような出来事を経て、後の我々が知る姿へと変貌するのかを想像するのも楽しい。
【ひとりごと】
実質主役はランバ・ラルとハモンさん。
本編のハモンさんは冷たい人という印象があるけれど、本作のハモンさんは包容力があって行動力があって実にイイ。
年下の男の子好きはこの頃から?
「イイ女」といえば美人で格好良く、おまけに脱ぎっぷりも良いキシリア姉さんは要チェック。
こりゃファン増加は必至か。
反対に、英雄らしい堂々さに欠けるジオン・ダイクン、小心者で狂信的な偏屈爺さんジンバ・ラルあたりは株価大暴落かも。
トータルでは重たい話だから、その中でバランスとろうとしてるのはわかるんですがね。
ドズルの結婚エピソードは面白そうですね。政略ではなく恋愛結婚かな?
また、後に本当にランバを自分の部下にするあたり、裏表のなさも好きです。





