【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『「宇宙戦艦ヤマト2199」からの音楽』 宮川彬良/大阪市音楽団

2014年10月28日にフェスティバルホールで行われた演奏会のライヴ録音盤、だろうと思う。
アルバムタイトルは何となく締まらない感じだが、曲名もその通りになっている。


e0033570_21105190.jpgミシェル・ルグランが作曲した映画『ロシュフォールの恋人たち』から”キャラバンの到着とマクサンスの歌”で幕を開け、レナード・バーンスタイン作曲の映画『波止場』からの交響組曲を経て、『宇宙戦艦ヤマト2199』からの音楽をメインフューチャー。
その後は宮川彬良作曲の『開眼序曲』と『易~生業』と続き、アンコールは『宇宙戦艦ヤマト』で締めくくり、というのが当日の内容だった模様。


その『宇宙戦艦ヤマト2199』からの音楽だが、「プロローグ」、「遥かなる旅立ち」、「ガミラス帝国」、「決戦」、「平和」の5つのブロックから成っている。


「プロローグ」は「オーバーチュア」と「無限に広がる大宇宙~序奏(組曲から第1曲)」で構成。
「無限に広がる大宇宙」はスキャット付き、「オーバーチュア」は「ヤマト音楽団大式典2012」のために作られた曲である。


「遥かなる旅立ち」は「宇宙戦艦ヤマト(組曲から第2曲)」、「地球を飛び立つヤマト」、「コスモタイガー」、「探索艇」で構成。
「宇宙戦艦ヤマト」は実際には「無限に広がる大宇宙」から続けて演奏され、歌入り。そして「コスモタイガー」はワンダバ入りだ。


「ガミラス帝国」は「永遠に讃えよ我が光(ガミラス国歌)」、「艦隊集結(ベンハー・ヤマト)」の2曲。
どうでも良い話だが、通称名を楽曲名に使うのは何となく気持ちが悪い。「ガミラス国歌」も歌入りである。
この「ガミラス国歌」、冒頭がドラムから始まるのだが、思わず「大ディンギル帝国星」を思い出したり…。


「決戦」は「銀河航路」、「出撃(組曲から第3曲)」、「ヤマト渦中へ」の3曲。
「艦隊集結」を「ベンハー・ヤマト」と称するなら、「ヤマト渦中へ」を「ブンチャカヤマト」と表記しても良かったはずだが、なんだかなあ。


そして「平和」は「イスカンダル」、「大いなる愛(組曲から第4曲)」、そして「大河ヤマト」から。


ここまで曲名を見てきて気付いた方もいらっしゃるだろうが、このプログラムは真っ新な状態から組み立てられたものではなく、宮川泰が作曲した『交響組曲宇宙戦艦ヤマト』から宮川彬良が4曲を抜粋し編曲した、吹奏楽版の『ヤマト』組曲をベースに再構成されたものだ(実際は『さらば宇宙戦艦ヤマト音楽集』から1曲選ばれているが)。
なので吹奏楽版に馴染みがあると妙な感じも受ける。
ただ個人的にはストリングスが入ってこそのヤマト、という思いが強いので、ここはやはり『宇宙戦艦ヤマト2199』でも「交響組曲」化を望みたい。


【ひとりごと】
このCDも『星巡る方舟』サントラ同様、一度は発売中止になったが復活したもの。
その間にどのような騒動があったのかは知りたくもない。
また先日舞浜で行われたコンサートでは先行発売が告知され、楽しみに会場を訪れたところ、速攻で売り切れ、完売の憂き目にあったという曰く付きのCDでもある。


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by odin2099 | 2015-03-18 21:17 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
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