『ナイトミュージアム2』(2009)
2015年 03月 19日
あの大騒動から2年後、ラリーはアメリカ自然史博物館の警備員を辞め、自分の発明品を売る会社を立ち上げて大成功を収めていた。そんな時自然史博物館が改装の為に休館となり、展示物たちはスミソニアン博物館の地下にある保管庫に移されることになる。
ところが猿のデクスターのいたずらで、自然史博物館に残される筈だった石板までもがスミソニアンへ移されてしまい、命を得たアクメンラーの兄カーメンラーは世界征服を企む。
カウボーイのジェドからの知らせを受けたラリーは、仲間を助け出して石板を取り戻すためにスミソニアン博物館へと乗り込むのだが…。
今度公開される新作の予告編を何度も何度も観ているうちに、どーしても観たくなったので前作、前々作を続けてチェックしております。魔法の石板の力によって展示物に命が吹き込まれ、博物館が大混乱に陥るという基本構造はそのまま。
で、同じパターンを踏襲しながら新鮮味を出そうとするなら、手っ取り早いのは目先を変えてしまうこと。
というワケで今回はスミソニアン博物館が舞台になり、新たなキャラクターも続々登場。それにプラスして前作でお馴染みのキャラクターたちも再登場させるために、動けない彼らを理由を付けて新しい場所へ「移送」させるというのも上手い手ではある。
前作でのダメ男ぶりはどこへやら。今やサクセスストーリーの主となったラリーが、すっかりヒーロー然とした姿になっているのに違和感を覚えるけれども、前作でいがみ合っていた連中が今作ではラリーを中心にした同じチームのメンバーとして助け合ってる姿にはワクワクさせられる。
前作の焼き直しだと言われればそれまでだが、一定の水準をキープした娯楽作品であることは評価出来る。


ニューヨークの自然史博物館で起きた騒動から数年後、 ラリー(ベン・スティラー)はビジネスマンとして成功を収め、息子との関係も良好で順風満帆な日々を送っていた。 ある日、自然史博物館の改装に伴い、 展示物たちはワシントンのスミソニアン博物館へ移送されることになるが、石版まで一緒に運ばれてしまい、スミソニアンの展示物をも甦らせてしまう。 ジェデダイア(オーウェン・ウィルソン)から電話...... more

監督 ショーン・レヴィ 主演 ベン・スティラー 2009年 アメリカ映画 105分 コメディ 採点★★★ 絵画や写真についてこれといって知識があるわけでも、特別な興味があるわけでもないんですが、見ている分にはそれなりに幸せな時間を過ごすことが出来る私です。とは…... more

原題:NIGHT AT THE MUSEUM: BATTLE OF THE SMITHSONIAN公開:2009/08/13製作国:アメリカ上映時間:105分鑑賞日:2009/07/30試写会 監督:ショーン・レヴィ出演:ベン・スティラー、エイミー・アダムス、ロビン・ウィリアムズ、オーウェン・ウィルソン、リッキー・ジャ...... more


2006年(日本公開2007年3月)ニューヨーク 自然史博物館が舞台「ナイトミュージアム」 スミソニアン博物館が舞台の2作目「ナイトミュージアム2」に続く第3作目でシリーズ最終章。 監督は、前2作に続きショーン・レヴィ。 キャスト陣はこれまでのおなじ...... more

博物館の警備員ラリーが次々と動き出す展示物達と繰り広げる騒動を描いた 『ナイトミュージアム』の続編。今度はニューヨークの自然史博物館から ワシントンのスミソニアン博物館に舞台を移し、例の魔法の石版によって 命を吹き込まれた展示物達がところせましと動き回り…... more
歴史の先生としては、とっても興味深かったです。
あとは、懐中電灯の使い方ですな。
このシリーズのおかげで博物館へ行く子供たちが増えたとか。
それは良いことだと思います。
もしかすると『ダ・ヴィンチ・コード』なども貢献してるのかな。
もっと博物館の中が見たい!と思ってしまいましたが、それはドキュメンタリー映画じゃないから無理な話。
色々と斑はあったと思いますけれど、先ずは娯楽作品として上出来の部類の三部作だったかと。
もっと歴史の勉強しないといけないな……。