『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』(2015)
2015年 03月 22日
『仮面ライダードライブ』も『手裏剣戦隊ニンニンジャー』も観てませんが、映画は初日に行ってきたよ~。
『仮面ライダー4号』のDVDも貰ってきたぜ。
仮面ライダー1号2号によってショッカー首領は倒され、平和が訪れたはずだった……のだが、その直後に謎の仮面ライダー3号が出現、あっさりとダブルライダーを葬り去ったことから歴史が狂い始める、というこの映画、なんか前にも聞いたことがあるお話ですなあ。『レッツゴー仮面ライダー』もそうだったし。
でも幻の「仮面ライダー3号」を登場させたのが今回のハイライト。
及川光博が3号に変身する黒井響一郎を演じたことで、敵か味方か正体不明の胡散臭さと同時に、ヒーローらしい外連味溢れるキャラクターになっていた。こういう現実離れした作品には合うよね、ミッチーって。
3号がいるのに何故かV3以降も仮面ライダーは誕生し、ある者はショッカーに敗れてその尖兵であるショッカーライダーに成り下がり、またある者は人類の自由のために戦い続け…という中で「正義の味方」仮面ライダーの代表として出てくるのが南光太郎。序盤は仮面ライダーBLACK、終盤ではパワーアップしてRXとして出てきます。
前作『仮面ライダー大戦』では藤岡弘、演じる本郷猛が作品全体の象徴となる存在になってたけど、今回はその役回りが倉田てつをに。まだまだ動けるところを見せてくれるし、変身後のスーツアクターも岡元次郎だそうなので、中身も外身もオリジナルキャストという豪華さ。変身シーンや必殺技を繰り出すシーンも当時の雰囲気を見事に再現。
ただBLACKもRXもかなり恰幅良くなってますよ…次郎さん。
他に出てくるオリジナルキャストは仮面ライダーゼロノス/桜井侑斗の中村優一と仮面ライダーギャレン/橘朔也役の天野浩成、それに『仮面ライダー大戦』に引き続きの仮面ライダーファイズ/乾巧こと半田健人。また声だけだけど仮面ライダーブレイド、レンゲル、カリスはそれぞれオリジナルキャストの椿隆之、北条隆博、森本亮治が演じとります。
この中では作品全体のキーとなるのが桜井侑斗で、ある意味でオイシイのはタチバナさん。『フォーゼ』での熱演を思い出すなあ、校長先生。ま、乾巧は顔見せに近いかな。
原作版というか石ノ森章太郎のコミック版から幾つかの要素を引っ張ってきてるのはコアなファン向けだろうけど(立花藤兵衛!)、相変わらず芸のないライダー同士の潰し合いには辟易。空を飛んでるだけのスカイライダー、巨大化要員のJとか使い方もワンパターン。もっと見せ方を工夫して欲しい。あ、それに無理してニンニンジャーだす必要はないでしょ。
また仮面ライダー3号のデザインも1号2号を踏襲していて格好良いんだけど、現代的にアレンジされ過ぎで並ぶと浮く。
これが『仮面ライダー THE FIRST』や『仮面ライダー THE NEXT』の1号2号なら違和感少ないんだけど、ちょっと世界観にそぐわないよね。
それでもクライマックスシーンに「レッツゴー!!ライダーキック」がかかると燃えるし、思ってたより遥かに楽しめたのは確か。内田理央は可愛いし、関智一のショッカー首領の声はそっくりだし、レースのシーンもサッカーよりは必然性あったし、話があんまりあっちこっち行かない分見やすかった。そういや「敵を騙すには先ず味方から」の八百長じゃなく、洗脳されたライダーとガチで戦うっていうのは平成ライダーの映画じゃ初のパターンだったな。
ところであのラスト、「続きは映画で」ならぬ「続きは配信で」ってこと?
テレビシリーズとはパラレル設定なのかいな。





