『宇宙円盤大戦争』
2015年 03月 26日
これぞロボットアニメの最高傑作!
…とまでは言わないけれど、もっともっと評価されても良いと思っている一本。

まあその辺は「だから何だ?!」というレベルではあるけれど、実際には30分の長さの中で、男女の愛(三角関係?)、主役メカの巨大感の演出、戦争の虚しさ…と娯楽作でもあり、問題提起の作品でもありという欲張り加減が見事に昇華してるというのが大きなポイント。
グレンダイザーの方が確かに洗練されているけれど、武骨なロボイザー、そしてスペイザーと合体した後のガッタイガーのインパクトは捨てがたいし、クールな美形キャラの『グレンダイザー』版に対して、ヒーローの王道を行く熱血漢の『宇宙円盤大戦争』版の宇門大介(デューク=フリード)は、やはりロボット物の主人公はこうでなくっちゃ、という安心感を与えてくれる。

こちらに過去記事あり。