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『電子的迷宮/THX-1138 4ED』(1967)

完全管理された未来世界、そこからの逃亡を試みる一人の男と、それを執拗に追い続ける体制側を描いた短編映画――ということで良いのかな。
ジョージ・ルーカスが大学在学中に監督した作品で、後に『THX-1138』として長編化して商業映画デビュー、という略歴は有名だけど、実はまだ観たことない。


この短編版は1982年に、最初の『スター・ウォーズ(エピソード4)』が『スター・ウォーズ<日本語版>』としてリバイバル公開された時にオマケとして上映されたけど、その時以来の観賞。
今は『THX-1138<ディレクターズカット>特別版』と題されたDVDの特典映像として収録されている。


『電子的迷宮/THX-1138 4ED』(1967)_e0033570_09125975.jpgその時の印象もまるでなく、同時上映の『スター・ウォーズ<日本語版>』に関しては書き散らかしたメモが残っているけれど、こっちの作品への言及は一切なし。これは自分でもちょっと驚いた。一言も感想かいてないなんて…。
あるのは「なんで『帝国の逆襲<日本語版>』と二本立てにしてくれなかったんだよ~」という繰言だけ。


で、今回観直してみたけど、ああダメだ、自分にはこういう作品の批評は出来ないな、と痛感。
面白いとか詰まらないとかそういう段階じゃなく、もう映画に入り込めないんだな。いや、門前払いを喰らわされた感じ? 
”映画作家”ジョージ・ルーカスに関心のある人ならともかく、自分のような「『スター・ウォーズ』が好き!」程度の人なら無理して観ることもないんじゃないのかな(と自己正当化)。


by odin2099 | 2015-04-25 09:14 |  映画感想<タ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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