『宇宙海賊キャプテンハーロック』
2015年 05月 03日
なんとなく<東映まんがまつり>上映作品を観直しております。
70年代の<まんがまつり>は端的に言って「石ノ森章太郎」「永井豪」そして「松本零士」まつりですねえ。
もっとも「松本零士」作品は「石ノ森章太郎」「永井豪」の後追いというかピーク後という感じではありますが、これはそのままアニメブームへと移行していきますから、やはり避けて通ることは出来ません。
そしてそれらはひっくるめて自分の血肉となっています。

何度も書いてるように、原作から逸脱し過ぎて決して好きではないアニメ版『宇宙海賊キャプテンハーロック』。
しかし12~3年ほど前に作られたこのアニメ版の続編的なOVA(『SPACE PIRATE CAPTAIN HERLOCK OUTSIDE LEGEND 〜The Endless Odyssey〜』)や、近年作られたCGアニメ版の『ハーロック』を観てると、なんかこの素朴な感じが逆に良かったり。
お話は逸脱しちゃってるけど、作りそのものはシンプルだったもんなあ。
また最近連載中のリメイク作品『キャプテンハーロック/次元航海』は、このアニメ版やCGアニメ版など様々な「ハーロック」作品の要素を内包して新展開を見せているのが侮れないので、そろそろ再評価しなくてはな、と思いだしております。
【過去記事】
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