『思いがけない冒険』
2015年 05月 07日
先日の<スター・ウォーズ・サーガ>イッキミに続いて、今度は<中つ国サーガ>――「ロード・オブ・ザ・リング」&「ホビット」のイッキミに挑戦しました。
「スター・ウォーズ」同様に「製作順」と「時系列順」、どっちで観ようかと悩みましたが、ここは「時系列順」だろうと「ホビット」三部作からスタートです。
本作の冒頭はビルボの誕生日、つまり「ロード・オブ・ザ・リング」と”同じ日”から始まります。当然同じシーンが描かれ、同じキャラクターが登場し、ということでガンダルフは勿論のこと、老ビルボとフロドが再登場してきますが、一見するとあまり変わらないように見える二人でも両作品を比べちゃうと差は歴然。
まあ10年以上経ってますからね。永遠の少年イライジャも、今は立派な中年……。
また今回は字幕版で観てたんですが、意外にも原語版の方がイメージを損なってません。山野さんの声は老けたし、浪川さんも比べてみると随分違って聞こえます。
これは中盤で出てくるエルロンド卿、白のサルマン、ガラドリエルの奥方にも言えるのですが、この中で違いが顕著なのはガラドリエル様。これは致し方ないですかね。
サルマン役のクリストファー・リーは撮影当時89か90歳でしょうが、メイクの効果もあってあまりイメージが変わらず特に朗々たる美声は健在。吹替だと家弓さんの声に張りが全くないので弱々しく見えてしまうのが欠点でしたが、本人声なら問題なし。
実は原語でも吹替でも一番イメージを保っているのがエルロンド役のヒューゴ・ウィーヴィングで、むしろ以前より若々しく見えるくらい。エルフ、恐るべし。ガンダルフでさえ老けて見えるのに…。
ガンダルフに関しては吹替キャスト交代の影響も大きいですがねぇ。
とりあえず旅は続きます。。。
【ひとりごと】
ガラドリエル、サルマン、レゴラスと原作には登場しない「指輪物語」のキャラクターを登場させてる映画版ですが、一番違和感なく登場させられたのはアルウェンだったかも。裂け谷のシーンにチラっといても不自然じゃないはず。
あ、原作だとこの時期にアルウェンは裂け谷に居なかったとか、そういうことは言いっこなし。
10歳ぐらいのアラゴルン少年もいても良かったかな。

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