『仮面ライダーBLACK』
2015年 05月 18日
久々に復活した「仮面ライダー」の、これまた久々な劇場版。
以前のライダーたちは「アクションヒーロー」とは呼べても「特撮ヒーロー」と呼ぶには些か抵抗感があったけれど、この頃になるともう堂々と「特撮ヒーロー」と名乗れるぐらいクオリティはアップ。
製作条件はおそらくそんなに変わらないだろうから、純粋にテクノロジーの進化と、あとはファン上がりのスタッフが現場にかなり入ってきたのでは?と推測。
この劇場版も従来のライダー映画のようなイベント性には欠けるものの、画面の密度は濃いので見栄えはする。TV本編と掛け持ちだとどうしても主役の出番は少なくなりがちだが、倉田てつをも結果的にはかなりのシーンに出ているし、ロケにも参加し歌まで披露。
こりゃ歌謡映画か?とツッコミを入れたくなる場面ではあったが。
まあそれよりも「鬼ヶ島じゃ!」という特出の石ノ森センセの方がインパクトあったかな。
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