『キングコング』(1976)
2005年 12月 27日

この作品は日本では1977年のお正月映画として公開されたのですが、初めて(本格的に)洋画を映画館で見たという、自分にとっては記念すべき作品です。
その一年前に公開された『ジョーズ』が洋画初体験という人が多かったので、同級生の中では遅い方だったかも知れませんが。
で、このリメイク版『キングコング』、後にオリジナルを見てからは尚更なんですが、当時からそれほど面白いとは思えませんでした。でもそもそも『キングコング』というのはこんなお話だなぁと思っていたし、ヒロインを演じたジェシカ・ラングの魅力は今の目で見ても決して色褪せてはおらず、何となく不当に低く評価されているような気もするのですが、どうでしょう?
皆してボロクソにコケ下ろすほどの駄作だとも思えないんですけれど、最新作が公開された今となっては再評価への道程は遠そうですね。もっともこちらの方が最新作よりも良かった、と言っている人が同じ職場にいますけれど(苦笑)。
ちなみに公開から10年後、ありえないことに続編まで作られています。
流石によほどの篤志家でさえ弁護が難しい作品じゃないかと思うのですが、こちらは今晩放送されます。
えらいぞ(?)、TBS。

先日、1933年版のオリジナル「キングコング」を観たので1976年版のリメイクを観てみました。観ているうちに、コレは観たことがあることが判明。こちらを観ていたのでピーター・ジャクソン監督のリメイクの予告に違和感を感じたようです。 ジェシカ・ラングのデビュー作...... more
