『ハリー・ポッターと秘密の部屋』
2015年 05月 25日
「金曜ロードSHOW!」では4週連続で「ハリー・ポッター」を放送するみたいですが、確か一昨年も一挙放送やってたよな。
ジブリ作品と同じで恒例行事と化してきてるなあ。
ま、ソフト持ってるからカットされてるテレビ放送をわざわざ見る気はないですけどね、吹替の新録版を作るとかいうことでもない限り。
さて、テレビ放送に合わせるでもなく自分のペースで観直していきます。
この2作目は、確か1作目の公開がまだ始まる前に撮影が開始されたんだったかな。
そのためか1作目からキャラクターのイメージが持続しています。
ロケやセットの雰囲気もそのまんま。
これが3作目以降となると撮影の間隔が空いちゃったりで、毎回毎回ハリーたちの変貌ぶりに驚かされることになってしまうんですが(変化の多いお年頃でもありますし、実年齢がキャラの年齢をドンドン追い越してしまってるからでもありますが)、2作目まではハリーたちがいい感じに成長していて素直に「ああ、2年生になったんだなあ」という保護者気分で観ていられます。
そして今回も謎解きミステリーとしてしっかりと作られていますねえ。
さりげなく登場するルシウス・マルフォイ、杖を折ってしまうロン、嘆きのマートルなんていうキャラがなんで出てくるのかと思いきや、これらが全部クライマックスへ繋がる伏線なんですもんね。
伏線と言えば、ハーマイオニーのことでムキになるロンとか、ハリーとは素直に抱き合えるのにロンとは出来ないハーマイオニーなんていうシーンは、これは後の二人の関係へフラッグを立てているっていうことかのかな。
ただ1作目よりも「アレがないコレもない」が気になるのも確かで、例えばもっと”隠れヒロイン”たるジニーには時間を割いて欲しかったです。
なんで彼女がトム・リドル(の日記)に操られたのか、映画を観てるだけじゃ良くわからず、これじゃあジニーが「スリザリンの継承者」なのか?と誤解されてしまいそう。
ハリーとのフラグ、立てておいても良かったのになあ。
【ひとりごと】
ロンが車を運転するのは道徳的に問題ないのかにゃ?
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