『第七章/そして艦は行く』
2015年 06月 01日
『宇宙戦艦ヤマト2199』遂に完結。今回もWOWOW放送の<BD・DVDバージョン>で鑑賞。
前回は「デスラー襲撃」のメロディーに乗せてデスラー砲が発射されたところで終わっていたので、さて最終決戦はどうなるか?というところからスタート。633工区の分離シークエンスと、それのもたらす結果、それにデスラーの目的がよくわからないのだけれども…。
離れ離れになってるせいか、古代と雪の出番も増えて主人公っぽい扱いに。
古代に単独行動をとらせるために、本作では艦長代理という要職に就かせず、最初から真田を副長にしたんだろうね。
「自分のすべきことをやっと見つけた」という趣旨の発言が古代にも雪にもあるけれど、これがノランの行動にも影響を与えた、と見るのは考え過ぎかな。コスモリバースを渡すよう、渋る姉に進言するユリーシャの決断も後押ししてるように感じられるのだけれども。
ちなみに複座のコスモゼロで雪の救出に向かった古代とユリーシャだったが、帰りはどうしたんだろう?
『星巡る方舟』の後だと、ジレル人の扱いにちょっと違和感が。
雪がセレステラに件の方舟について伝えていれば、あるいは違った展開が?とも思うのだけれども、彼女にとってはデスラーが全てで、本当はガミラスもジレルもどうでも良いんだろうな、という気もする。
ところで生前の西崎Pに却下されたプロットの中に、生存していた古代守がガミラス兵士として登場する、というものがあったようだ。
どんな局面でどんな立場で出てくるのかわからないが、本作で言えばフラーケンとか、松本零士コミック版でいうところのキャプテンハーロックみたいな活躍もあり得たのだろうか。
でもそんなことで苦悩する進は見たくない。イスカンダルで生きていては欲しかったけど(薫女史とスターシャ猊下の間で修羅場になったかもしれんが)。
【ひとこと】
ところで「青き肌を持たぬ者は劣等人種」…ってイスカンダル人はどーなんだ?
<過去記事>
http://odin2099.exblog.jp/20974488/
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